関西では丸餅にするのが通例だが、新居での初めての餅つきで慣れないこともあり、今回は鏡餅だけ丸めてあとはのし餅にして角切りという関東風。
まずは焼いて納豆餅。鬼おろしのダイコンおろしを添え、醤油に柚子をしぼる。

そして元日は鰹節出汁のおすましでお雑煮。

yuiさんは・・・

甘いのも食べる♫ ぜんざい用の小豆を大晦日から仕込んでいたのであったw。

エビ餅(左)にヨモギ餅(右)。エビはサクラエビやアミエビを混ぜ込んで搗いたもの。ヨモギは春に摘んで茹でてから干しておき、それを熱湯で戻してから刻んで搗いたもの。いつもは茹でてから冷凍していたが、今回初めて干してみた。色はパッとしないが味・香りはいい。

さて、2日目。関西なのだから白味噌でも食べよう。出汁はいつもの味噌汁と同じ昆布と伊吹島のいりこ。具はサトイモとニンジン、ダイコン、それに九条ネギを入れた。すべて畑の自家製。それに柚子皮をちらす。

うむ、これもいいね。餅が汁にとろみをつける。そして白味噌に九条ネギが実によく合う。

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サトイモだが、スーパーで買った中国産のサトイモを長く放置していたら芽が出てきたので、戯れに畑の隅(湿気あり雨にはじゅくじゅくする場所)に4つほど植えてみたのであるが・・・

一株掘ってみると、けっこう子イモができていて嬉しくなった。来年はもっとたくさん作付けしよう。

ひと株でこれだけ。

小さめのイモだけ蒸して試食。だいじょうぶ、ちゃんとサトイモだったw。

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さて、今日は囲炉裏暖炉で焼いて食べることに。

ちょっと小さめに切った餅をワタシで炭火で焼く。カリカリになった表面をぶちゅっと押して、両面醤油につけて・・・

海苔で挟んで食べる。ああ、日本人に生まれてヨカタ~w。

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こちらは焼きたてをすぐ水に放り込み、表面を濡らして・・・

きな粉(てんさい糖で少し甘みを追加してある)に付けます。

これも非常に美味♫ 京都の和菓子のような風雅さがある。お焦げが絶妙な味わいを加える。

最近の市販餅は奇妙にねばり、伸びて、切れにくいものがあるらしいが、杵付きはそんなことはない。

こうして杵付き餅三昧していると、マグロや和牛やエビカニなどはぜんぜん食べたいと思わないのであった。
本物の力(ちから)なのである。
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お餅食べたくなったでしょw。