セイヨウミツバチ異変に気づいた9/10から一週間が経った。もう一つの巣箱が気になって見にいった。ここは目の前に小さなため池がある。巣箱はサクラの樹の下にあり、夏の日よけにミツバチにとって過ごしやすい場所のように思われた。
やはり、ハチの気配はまったくなし。飛んでいないのだ。
ところが、中を撮影するとけっこうな数のハチたちはいて、じっとしている。ゴキブリが我が物顔で徘徊していた。
底板はきれいなものである。ミツバチの活動が停止していることを物語る。
この季節、ジョロウグモが周囲に糸を張り巡らす。イタチごっこだが、とりあえず糸を壊しておく。
次に10日に衰退を確認したセイヨウミツバチの巣箱を再び見にいった。
ハチは一匹もいなくなっていた。
小さなアリが入り込んでいる。蜜の残りを食べにきているのだろうか。
夏場、貯蜜不足で逃去するハチもいるというが、やはり気になるのは農薬の影響である。どちらの巣箱も果樹園に隣接しているからである。
夏場は田畑での農薬散布が多く、ネオニコチノイドやエチプロール剤のようなミツバチに大被害がある薬剤の散布もありえる。死なないまでも免疫が落ちてふだんは出ない病気にかかりやすくなるかもしれない。(『誰でも飼える ニホンミツバチ』藤原誠太・農文協2010)
くやしいのでアベマキのドングリを拾った。庭に埋めてみよう。
ナスはすばらしくキレイでツヤのある実をたくさん付け始めた。
ダイコン。
雨で植物たちが勢いをぶり返す。
近ごろの畑は毎日が楽しみである。