実家旅


桐生市内にある氷屋さんでかき氷を食べる。削りが細かくてふわふわと柔らかい。昔はガラスの器に銀のさじ、だった。「ガリガリ君」もいいが、あれはトラック輸送~コンビニ販売文化だからなぁ。

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暑いので仕事道具を持って避暑&実家へ。中禅寺湖畔、標高1200m。その湖を渡る風の涼しく清らかなこと!昔、父の実家の田んぼから流れてくる風の冷たさを思い出す。浜風が田んぼの上を通って家に吹き込んで来る。それが真夏でもとても冷たくて気持ちよかった。お盆を過ぎると寒いほどだった(茨城県日立市です)。

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家のクーラーや車のラジエターから野外に放出される暑く不快な空気と、なんという違いだろうか。竜頭の滝。橋の上から、鱒の姿を想像しながら眺める。

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日光市(旧今市)にあるブルーベリー園へ詰みたてブルーベリーを買いにいく。これは実家へのお土産。ここ鈴木園芸さん、すごく親切に応対してくれた。パッションフルーツのお土産までいただいて。

線路をはさんで水車公園がある。近くに地元産のそば粉を使った蕎麦や「報徳庵」があったので食べてみる。江戸時代に二宮尊徳が住んでいた建物だそう。味も良かった。蕎麦は群馬より栃木だな。

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すぐ近くに日光街道の杉並木。近くに佇んでいると、涼しい風が流れてくる。猛暑日だったせいもあって、その風はクーラーの冷風に近い冷たさ。九州の虎丸さんを取材したとき、

「大きな木ほど根っこに大量の水を貯めています。だから太い木は保水力も大きい」

ということは、気化熱も大きいわけで、巨樹の多い日光杉並木の涼しいのは道理だ。まあ、これも宮脇昭センセイにかかれば「潜在自然植生ではないのでニセモノの森」ということになってしまうのかな? だけど佐野のイオンの植え込みなんか失敗してエノコログサが生えてますけど?

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水戸の実家と、日立にある叔父を訪ねたが留守であった。田んぼは順調のようだ。ヒョウタンが庭に並んでいた。おじさんアートしてるぅ。

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帰り際に平磯~大洗と海を眺めつつ。噂の茨城空港へ。一度見ておきたかったのです。

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自衛隊の基地と共存なので、正面しか見れない特殊な曇りガラスを採用。後ろはこれからウラジオストックに立つ便(小さいです)。

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建物はこぢんまりと奇麗にまとまっていた。

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とくに、正面のステンドグラスは秀逸。袋田の滝、筑波山、梅、帆掛け船、と茨城の名物そろい踏み。そして・・・

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でたー! やっぱり黄門様だーっ。

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イバクウの総事業費は約540億円だそうです。ぜんぶ田んぼビオトープにしたほうがよくない?


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