前々からハマグリ・バカ貝(アオヤギ)採りに連れて行ってもらう約束をしていた。
午後、三豊の貝採り師匠宅へ。
これが道具である。自家製かと思ったら、市販品だそうで、西讃では荒物屋(金物屋)で扱っているという。
どう使うのかというと、これですず~っと砂の上を引っ掻いていくだけ。地味な作業である(笑)。これでハマグリなどに当たると、「ガチッ」と感触があってすぐ解るらしい。
16時くらいから始めたが、このポイントはぜんぜん当たらないので移動することに。
潮が引き始めて海岸線がどんどん後退する。バカ貝は水に近い砂で採れるというので波打ち際を引く。そのうちコツが解ってくる。ハマグリは当たりが大きいが、バカ貝は微妙である。
感覚がつかめて私は6~7個くらい採れた。ベテランは貝がいるところが解るらしい。砂が柔らかいところにはいないそうだ。
師匠はやや離れてハマグリポイントを引いていたが、大きなバカ貝を採った。
その後、炭囲炉裏がある師匠宅で宴会。以前同じポイントで採ったというハマグリの殻を見せてもらった。バカ貝の殻は薄く、道具に当たったときに割れてしまうものもあるが、ハマグリは厚く重量感があるのだった。
昨日採ったというバカ貝を囲炉裏で焼いてごちそうになる。う~ん、美味い。そして下の白黒柄のが小型ハマグリ。こちらは旨味がさらに濃い。形は大型のアサリくらいだが、味の深みはけた違いといった感がある。そしてこれにはもちろん。日本酒が合う♫
他にもサザエやじゃこ天や焼き鳥などたくさん囲炉裏焼きをした。師匠ご夫妻、ごちそうさまでした♫
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今回で、バカ貝のポイントと採り方の感じがつかめた。昨年は出遅れたので、今年は貝採りもいっぱいやってみたい。