完成見学会2日目/レンガのロストル


昨日、調子良く燃えたと思っていた囲炉裏暖炉だが、衣服や髪にかなり臭いがついていたのが気になった。雨で煙突の抜けが悪かったのか、帰りに床をぞうきんがけすると、けっこう汚れていたので、灰飛びがなかりあったのである。

おそらく灰の上で直接燃やすという囲炉裏式では、灰飛びが避けられない。それを煙突から排気できればいいが、灰は煙よりも重いので、そうはならなかった。目には見えないほどの細かい灰だが、それが服につくと薫臭がするのである。昨日のお客さんには失礼なことをしてしまった。

もっとも群馬の山暮らしでは、私たちは毎日のように囲炉裏をし、この灰をかぶっていたのであり、いつも全身から薫臭を漂わせていた。それは暖炉にすることで解決できると思っていたが、煙は抜けたけど、灰は飛んだのである。

それを避けるには、ロストルで燃焼場所を灰から浮かせる必要がある。鉄製のロストルを塩江のアイアンマンN氏に作ってもらえばいいが、今日の見学会(2日目)には間に合わない。

さて、どうする? 現場に行く前にホームセンターの開店と同時に飛び込み、何かいい材料はないかと物色した。それで見つけたのがガーデニング用ミニレンガ「ミニマーブルブリック」(1コ59円)だった。

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