さて、連日の枝切りですっきりした裏庭。これでようやく火を焚くスペースができたので、前日に日帰りで旧アトリエに戻り、カマドや薪風呂釜、炊事道具、食器などを桐生に運んだのだ。イタルさんに伊勢崎堀田商店の「やきまんじゅう」をお土産に持っていったら、タマネギをどっさりもらった(喜)。
というわけで「ちびカマ君」の入場なのです。この鋳物カマドは長野の古い蔵の解体現場から貰ってきたもの。僕らが拾わなければいまごろどこかで捨てられ錆だらけになっていたことだろう。長い旅を経て桐生へようこそ!
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
さて、連日の枝切りですっきりした裏庭。これでようやく火を焚くスペースができたので、前日に日帰りで旧アトリエに戻り、カマドや薪風呂釜、炊事道具、食器などを桐生に運んだのだ。イタルさんに伊勢崎堀田商店の「やきまんじゅう」をお土産に持っていったら、タマネギをどっさりもらった(喜)。
というわけで「ちびカマ君」の入場なのです。この鋳物カマドは長野の古い蔵の解体現場から貰ってきたもの。僕らが拾わなければいまごろどこかで捨てられ錆だらけになっていたことだろう。長い旅を経て桐生へようこそ!
アトリエの家の壁が倒壊して、イタルさん宅の台所のガラス窓を1枚割ってしまった。西側の壁はイタルさんちの台所に接近しており、その幅は1mもないほどなのだが、土壁の痛みが激しく「いよいよ補修せねば・・・」と思っていたところであった。スイマセン!
その壁は構造からいうと外屋(げや)で、いわば本体の軸組から飛び出した部分で、家の内部からはアクセスできない空間であった。前住人の方が壁でふさいでしまっていたのだ。しかし、そこにはタンスが眠っていたのだった。土台が腐ってそのタンスが壁側に傾き、このところの乾燥晴天続きで貫が縮んだのであろう。それで土壁全体が一枚分はがれて倒れたのだった。
書きたいことはいっぱいあるのだが、なかなか時間がとれない。ここ一二ヶ月は近来まれにみる筆無精であるナ。ブログというものはいちど間を空けるそういうものなのか。いや、いまかかっている仕事が、本当に大仕事なのだ。自分のこれまでの人生の集大成といっていいもののような・・・。
様々な鳥たちの声がする。ウグイスが鳴き始め、遠くでアオバトが鳴いている。花もすばらしい。YKがブログにアップした八重ツバキの花だが、写真がへたくそでイマイチその美しさが伝わらないぞ! 僕も撮ったのでアップしよう。
朝起きて真っ先にやることは囲炉裏部屋の雑巾がけ。次いで、拭き清められた部屋で火をおこす。ひとごこちつくとちょうど湯が沸く。それで日本茶をいれる。笠間焼の急須に砥部焼の湯のみ。YKがつくってくれた囲炉裏用の刺し子入り布巾。