前日の石垣の崩れをイタルさんと直しにいく。といっても、チェーンソーで枯れ木を裁断し、土を除けて、石をどかしておくだけだ。やや高さがあり、これを本格的に積みなおしたらかなりの労働になる。所有者が不在なのだからどうしようもない。
しばらくぶりでチェーンソーを動かしたので、ついでに約束していた神流町のクリの木を取りに行くことにする。前の日記に書いたが、ニホンミツバチの巣にする樹洞をつくるのに最適なクリの倒木を貰えることになっていたのだ。
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
前日の石垣の崩れをイタルさんと直しにいく。といっても、チェーンソーで枯れ木を裁断し、土を除けて、石をどかしておくだけだ。やや高さがあり、これを本格的に積みなおしたらかなりの労働になる。所有者が不在なのだからどうしようもない。
しばらくぶりでチェーンソーを動かしたので、ついでに約束していた神流町のクリの木を取りに行くことにする。前の日記に書いたが、ニホンミツバチの巣にする樹洞をつくるのに最適なクリの倒木を貰えることになっていたのだ。
朝、外に出ると空気の感じがちがう。からりとした涼やかで芳しい風が鼻をかすめる。
(あっ、梅雨が開けたな!)
と思った。
嬉しくなって、カマを持ってすぐ畑へ出た。1時間ほど草刈り。陽が差す前は汗がどっと出ることがない。
庭のヤマユリがまた花開いた。それにアゲハ類が次々とやってくる。オナガアゲハがユリの黒い羽に赤い花粉をまぶしている。
今年はヤマユリの株がずいぶん増えた。地中に眠っていたものが、草刈りで息を吹き返したのかもしれない。が、つぼみの多さに期待をしつつも、なかなか開花しなかった。花咲けばふくよかで高貴な匂いが流れてくる。これがヤマユリのすばらしいところであり、球根がまた食用になるというおまけ付きだ。
草取りをずいぶんサボってしまったのと、雨続きで畑の作物が寂しい。それでもレタス、キャベツ、セロリを採取。シソとラッキョウとクルミを入れたサラダにする。もりもりと力が湧いてくるような味わい。相方と2人で皿いっぱいを平らげてしまう。
明け方の鳥や虫たちの鳴き声が面白く、気持ちいい。
まず4:00頃(まだ暗い)、トラツグミ(ヒューッ)、ヨタカ(キョキョキョキョ)、ホトトギス。
しばらくしてガビチョウ(中国からの外来種。かなり大きい声、イカルの真似をしたりする)
ようやく白み始める。
4:15~45/ヒグラシ(カナカナカナ・・・)。この時間に一斉に鳴き始めるこのセミの声は神秘的だ。
明けてくる。ここで様々な小鳥たちの声
5:20/アオバト(ホーイーヨー)が鳴き始める。