植物と意思


庭の柿を採る。竿で落としたら熟れたものは地面でつぶれてしまう。そこで、竹竿の先にノコと切り出しでちょいと細工したものを使って、このすき間に柿の実の付け根の枝をはさみ、ねじって枝を折る。柿の枝は折れやすく、簡単にちぎれる。実が竹竿の先にぶら下がったまま落ちない。

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サンショウと蜂の巣


5月の日記に書いたサンショウの実が赤く熟した。割れ目ができ、中から真っ黒なタネがのぞく。これを採取。割れた皮の部分を乾燥させ、粉に挽くと、例のウナギの薬味になる粉山椒となる。

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エゾヨツメ


秋は伐採。というわけで梅の枝を処理。こいつはチクチクとして扱いにくい。生木だというのにノコが食い込んでいく。ナタで小枝をさばき、長さを揃えてヒモで縛って薪場に積む。

次に石垣天端立つシラカシの枝伐りといく。YKが伐り手を志願したので僕は下で指示を出したりロープで伐採枝を引っ張ったりする。なにしろ石垣自体が3m以上あり、そこから生えている太い幹をさらに4~5m登る。ザイルでもやい結びをし、スリングで支点をとってカラビナをかけての作業だ。

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