町屋カフェ、大文字送り火


阿波踊り最終日を最後まで見届けた後、眠らずに徳島を出発し淡路島を走って京都を目指す。淡路島の橋だけ高速利用、後は下道。途中、何度か仮眠を取りながら、朝、亀岡に到着。しばし仮眠を取るが、朝日が上がったとたん車内は暑くてとても寝ていられなくなる。

都市のヒートアイランドは限界を通り越している。人は建物や車の中に逃げ込み、自然に不感症になっていく。大都市の近郊の山には産廃、墓地、姥捨施設、ラブホ、変電所、ゴルフと、廃棄と享楽が渦巻いており、山林の浄化機能に目を向ける人もいない。路上のデジタル温度計はすでに32度を差している。京都郊外のカフェに逃げ込む。すでにカフェは満席だった。

長居しようと思ったが、30分ほどで次の待ちの客が私たちをじっと見ている。早々と店を出て嵐山までドライブ。

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京都、新福菜館(4日目後半)


東寺の講堂。ここに国宝の仏像群がある。「軍荼利(ぐんだり)明王立像」が良いな。彫刻的な感動なのだが、何度見ても飽きない。しかし、ホコリがかなりかぶっているのが気になるなあ。団体さんが次々に入ってくるので落ち着いて鑑賞するのも大変。

歩いて京都駅まで戻り、悪名高きポストモダン建築を眺めつつ、京都ラーメーンを代表する「新福菜館」へ。昨年の京都では隣の「第一旭」を食べた。この2店は隣同士でどちらも行列店なのだ。

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京都へ(3日目)


京都亀岡、道の駅泊。アクティに積んできた折り畳み自転車で亀岡駅へ。そこから電車で京都市内へ。

明日の「葵祭」の下見を兼ねて散策。かなり歩いた。銭湯に入ってから鴨川沿いのカフェでビール。先斗町や祇園も今日は賑わっていることだろう。

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京都「信三郎帆布」(18.~名古屋~諏訪~軽井沢)


京都へ。途中、8時から開いているカフェでモーニング。関西圏のカフェでは、工事関係者が朝からカフェで食べながら打ち合わせしていることも稀ではない。関東では考えられないことだ。

さて、今回の旅の終わりに、私たちはある企てを持っていた。京都でバッグを買い替えることにしたのである。私は取材する仕事がら、筆記用具やノート、スケッチブック、絵の具類、カメラなど、どうしても荷物が多くなる。長年使っているLLBeanのウェストバッグやブリーフケースもかなりくたびれて汚れてきた。

京都は帆布のカバンを製造しているメーカーやお店がいくつかあるが、私たちが選んだのはここ。八坂神社の前の通りを北に向かうと現れる「信三郎帆布」。

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