京都「信三郎帆布」(18.~名古屋~諏訪~軽井沢)


京都へ。途中、8時から開いているカフェでモーニング。関西圏のカフェでは、工事関係者が朝からカフェで食べながら打ち合わせしていることも稀ではない。関東では考えられないことだ。

さて、今回の旅の終わりに、私たちはある企てを持っていた。京都でバッグを買い替えることにしたのである。私は取材する仕事がら、筆記用具やノート、スケッチブック、絵の具類、カメラなど、どうしても荷物が多くなる。長年使っているLLBeanのウェストバッグやブリーフケースもかなりくたびれて汚れてきた。

京都は帆布のカバンを製造しているメーカーやお店がいくつかあるが、私たちが選んだのはここ。八坂神社の前の通りを北に向かうと現れる「信三郎帆布」。

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入手したバッグにさっそく中身を詰め替えて清水寺へ。yuiさんは色違いでやや小降りのバッグを購入。

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中学校の修学旅行で、この宝珠を背に撮られた自分の写真を覚えている。あのとき私はすごく背の低い子だった。

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清水寺の由来になった音羽の滝で水を飲む。延命水と呼ばれ、心身を清める霊水として珍重される、日本十大名水の筆頭にあげられる水だそうな。SHIZUKUらしい旅のフィナーレですな。

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駐車場に戻る道すがら産寧坂で八つ橋などを食べたので、昼食はパスして1号線を名古屋へ。

夕食は初めて食べる「ひつまぶし」。

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おひつの鰻飯をカツオだしで茶漬け風に食べる。ワサビと海苔が実によく合う。関西の鰻は蒸さないで焼くので皮がカリカリ。そして生臭さがない。「ひつまぶし」これは意外に美味いものだった。

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さて、ここから徹夜覚悟で中山道を北上する。時折雪が舞い、ひやひやさせられたが、諏訪~佐久と順調に進んで(長距離輸送のトラックに追い立てながら)、西軽井沢で夜食を食べ、深夜の碓氷バイパスを一気に下りる。


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