九州で浜省なのだ♬


今日は高松をぶらぶら、美味しいラーメン屋さんに行き着いたんだけど、台風15号と土砂ダムのことが気になっていたし、YouTubeで「チェルノブイリ・ハート」を見ていたらアップする気も失せた。

9/4高松で小出 裕章(こいで・ひろあき)さんの講演会があった。お疲れなのかちょっとやつれた感じだったけど、講演は力の入った濃密なものだった。でも会場は冷房が効き過ぎたて寒くてまいった。港に近い最新のガラス建築で、フロアに出ると温室状態で暑い。これが小出さんの基調に流れるテーマと相反していて、面白いと言うか悲しいというか・・・。

middle_1316272115

“九州で浜省なのだ♬” の続きを読む


7/25福井講演YouTubeアップ


先日の福井講演をYouTubeにアップしました。yuiさんにデジカメ「LUMIX FZ38」で動画を撮ってもらい、私自らiMovieで講演の写真・イラストを挿入しながら編集したものです。

今回は林野関係ではなく土木(砂防)系から講演依頼が来たわけですが、いま山を語る上で「山林」と「土木」と「野生動物」は一体として考えなければならないと思う。そういう意味で、今回の講演は一つのエポックになったと自負しています。

1時間半の講演を8分割してアップしています。林野以外の人たちの気づきを期待しています。どんどん拡散して下さい。


福井講演旅(その3前半/講演当日)


さて講演当日。ホテルで早起きして資料のチェック。私はパワーポイントではなくiPhotoのスライド機能を使う。資料が足りないと思ったら過去の写真やイラストを引っ張り出してフォトショップで合成し、iPhotoのアルバムに挿入すればよい。

会場は駅前のAOSSA最上階にある県民ホール。2番手の私は持ち時間1時間というメインの基調講演。

今回は「里山砂防」における道づくりがテーマで、福井県土木部という林野とは違った媒体からの要請であった。四万十式作業道の工法に感銘されたとのことで、道づくりだけでなく、砂防と森林について様々な観点から話してほしいとのことだった。

たとえば再生の基本となる日本の気候風土と森林の関係や、樹種における砂防上の特質、私の経験から里山資源の利用法など、話すことはいくらでもあるのだが、前半に日本の自然と里山の話を30分、後半に四万十式作業道のことを30分と話した。四万十式を理解するには、前提となる日本の森への理解が不可欠だからである。

middle_1311919309

“福井講演旅(その3前半/講演当日)” の続きを読む


福井講演旅(その2/福井到着)


琵琶湖から敦賀に抜けて福井県に入る。昼はハンバーガー1ケでやりすごし、武生まで来てから「御清水庵」で越前蕎麦。

middle_1311914197

“福井講演旅(その2/福井到着)” の続きを読む


失うものは何もないのだから


「桑田圭祐の『月』がいいからぜひ歌ってほしい」と言われてカラオケで歌えるように練習w。こういうの、調べて覚えるのにYouTubeはめちゃ便利だぁ。で、いろいろ探していたら桑田くんのラヂオの生ギター録音シリーズがアップされていて面白いんだわ。これどうよ「弾き語り生歌 ボブ・ディラン – 風に吹かれて」。ぐっとくるよねぇ(2012.4現在、削除されました/泣)。

ボブ・ディランといえば、私たちの世代が最初にその名を知ったのは、オリジナルソングではなくガロの「学生街の喫茶店」の歌詞の中ではないだろうか。「片隅で聴いていたボブ・ディラン♪」

浜田省吾の畢生の名曲「路地裏の少年」の中にもディランの曲が出てくる。「古ぼけたフォークギター窓にもたれて、覚えたての『風に吹かれて』♪」という詩があるのだ。

「路地裏の少年」なんて、カラオケスナック(演歌だけがほぼ9割)のジサマ・バサマの前で歌ったって、誰も知らない。ところが、やっぱり歴史的名曲っていうのは世代を超えたオーラがあるらしく、無視されず耳を傾けてくれたりする。「ええ曲やな・・・」などと、見知らぬ皺だらけのオバチャンが声をかけてくれたりするのだったw。

ディランは長らく無視していた。でもやっぱり聴いてみるか、と『追憶のハイウェイ61 』を買ってみた。「 ライク・ア・ローリング・ストーン」が、凄かった。雷に打たれるような曲というのがあるのだ。コード進行の単純さを消し飛ばしてしまうような、言語を超えた言霊が魂をぐらぐらと揺さぶるような曲というものが。

41ykbkmmf3l

この曲は、ある人の死と「自分を貫いて生きる」という試練を介して、私に忘れ難い思い出を作ってくれた。

“失うものは何もないのだから” の続きを読む