Gomyoのスケッチ、その道具たち


今日はGomyo倶楽部の活動日なので出発前に畑に出て収穫。バロンも外へ出す。あれ? バロン消えた・・・と思ったらイチジクの下に隠れている。

この頃はこういった刈り草の上でもオシッコをしたりしている。

朝採り野菜は野菜室に入れて、お茶を沸かしてポットにセットして。車に乗り込んでGomyoへGo!

さて、Gomyo倶楽部の報告はそちらのブログで読んでいただくことにして、今回は現地で描いたスケッチをアップしておこう。スケッチといっても入念なものではなく、トラベラーズノートにペンと水彩で描いたもの。エビネの花のかたちが面白いので構造を確かめながらスケッチしてみた。

トラベラーズノートがいいのは様々なリファイルをゴムバンドで挟んで使えるところ。スケッチはミシン目の入ったリフィル 画用紙を使っている。厚みがあるので水彩をおいても紙が波打たず発色が良い。

ペン画は手帳に文字書きするトンボの水性ボールペンZOOMをそのまま使う。ちょっと太めだが迫力のある線描が引ける。それに透明水彩を乗せていく。過去に描いたものをちょいと紹介。高知県梼原町の隈研吾建築を見に行ったときのスケッチ。

これも。

紫雲出山にサクラを見にいったときのもの。海に浮かぶ粟島をスケッチした。

彩色にはこれを使っている。英国製、ウィンザー&ニュートンの固形水彩絵の具。水は焼酎のワンカップ。これ便利♬

この固形水彩、もう20年くらい使っているんじゃないかな。仕事でもよく使った。途中でやはりウィンザー&ニュートンの24色の金属製パレットに乗り換えたので、今はもっぱら旅用、野外用に使っている。

開けるとフタの裏側がパレットになっている。

引き出しが付いていて水差しをサイドにはめ込めば穴に親指を入れて持ち上げて支持することも可能。

14色の固形水彩絵の具は、水をつけた筆で溶きながら使う。各絵の具は減ってきたら一つ一つ買い替えることができる。

穴にはめ込んであるだけなのだ。

ただし僕は裏側に練りゴムを使って動かないように(落ちないように)している。

筆はこれ1本だけ。たしかこれを買ったときセットで付いてきたような・・・。

ヒンジのところに格納するのだが、中で動くと筆先が痛むのでやはり練りゴムで止めている。

スケッチ用に水彩色鉛筆というのもあるが、あれはかさばるし、色のバリエーションをつくるのが難しいので、やはり固形水彩がお薦めである。固形水彩なら14色程度でも混ぜ合わせることで無限に近い色合いを表現できる。

プロは単色の絵の具をそのまま使うことは少なく、必ず何かしら他の色を混ぜるものだ。また影に単色の黒をそのまま使うことはほとんどない。補色などを合わせて暗い色を作り、影の色に深みを出す。

この製品は本当に使いやすく気に入っているのだが、ウィンザー&ニュートンは何年かごとに製品のデザインを変えるので同じものは入手できないだろう。でも絵の具のスペアは今も同じ形だ。

実はGomyo倶楽部でスケッチの出来上がりをチラ見せしたら大受けに受けて、写真を撮り出す人まで出始めた。野外スケッチのワークショップやってももいいかもね♬ というわけで、ちょっと手の内を公開してみました。

4/29のスケッチ、Gomyo倶楽部のブログにアップしたんだけど、こちらにもアップしておこう。

Gomyo倶楽部、活動報告

 


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