石庭のような墓、海の虹


昨日のyuiさんの墓参り、風が強くてロウソクに火がつけられず、お線香は省略した。でもお花は花屋さんでカサブランカと菊を組み合わせてもらったので喜んでもらえただろう。今回は友人が贈ってくれた「花とみどりのギフト券」を使わせてもらった。

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カレイの昆布じめ


朝、仕事用の資料として西岡棟梁の『木に学べ―法隆寺・薬師寺の美』をもう一度読み返す。この本、2004年の7月、母と奈良を旅行した際、薬師寺の中のショップで買ったものだ。父の長い介護から開放された母にとって、始めての大旅行であった。その足で四国に渡り、母と屋島寺、金比羅山、善通寺を回った。2004年は山への移住を決意した年でもあった。私は法隆寺の境内で母に離婚することを告げた。


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屋島の追憶、墓参り


今からさかのぼること15年前、2002年の10月、yuiさんと個展会場を探して「四国村」へ向かった。屋島の岩峰を望むその坂道で、そこから見る屋島の姿に強烈なデジャビューを感じたのである(こんなとき決まって、頭のなかに雅楽の笙の音が流れる)。

「絵画とクラフト」「紙芝居と音楽」「蔵」。旅と森の活動とアートを融合させた新しい展開・・・間伐技術書のタイムリーな出版とともにそんな流れができれば。yuiさんらと始めた「紙芝居&個展プロジェクト」・・・その準備のときだった。

今日は、その屋島を訪れた。

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セイヨウミツバチの蜜、孫の知らせ


お彼岸のお墓参りにyuiさんの元に行ってきた。景色が良いぶん、風が強いときは線香をつけるのに苦労する。花はいつも百合をつけることにしている。今日は白のテッポウユリだった。つぼみのままなので開花した頃また見に来よう。

家に戻って囲炉裏暖炉をつけ、お客様に夕食をお出しする。前菜に菜の花と鶏肉に辛子和え。ご飯は炊きたてのイセヒカリ。汁碗は昆布と鰹節出汁で親芋の吸い物。メインはビーフカツと鶏胸肉の唐揚げ、そして酢鶏。この日のために買っておいたユズを、吸い口につけるのを忘れてしまったのが失敗。あとは喜んでいただけたようだ。

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