旧アトリエから刈って運んでおいた小麦を脱穀することに。とりあえず糸繰り工場跡の荷物を物置に移動してスペースをつくり、そこにブルーシートを広げて始める。
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脱穀、終了!
連日、小麦の脱穀に追われる。この季節、貴重な晴れ間にはすかさず麦粒を干さねばならない。そうしないとうまく粉に挽けないし、カビが生えたりして台無しになってしまう。脱穀できた分を干しつつ、残りの束の脱穀を急ぐ。束は室内の縁側(廊下)に新聞紙を敷き、角材を渡してその上に保管してある。天気がいい日を狙って刈り取りしたのだが、一晩で新聞紙が濡れている。
脱穀と手みと天日干し
お隣のイタルさんが朝から大豆の殻外しをやっていたので手伝うことにする。ヒノキの間伐材のこん棒で叩いていたので、僕もスギで同じ物をつくって手伝い始めた。昔はもちろんこの大豆で味噌をつくっていたそうで、3年寝かせたものを順繰りに食べていたそうだ。
「麹も自分たちで作るんですか?」
「ああ、ばあさんが作るのが上手かったよ」
それにしてもかなりの量だ。今年は豆類が豊作だった。豆類は肥料は必要なく、連作もできる。外した殻や茎はコンニャク畑のくぼみに敷いておき、水はけの悪い場所の水吸いに使うそうだ。