今日は美術館に行くと決めていた。ミュシャも茶の湯もブリューゲルも見たいが、時間と身体は一つしかない。最初に向かったのは最近オープンしたばかりの両国にある「すみだ北斎美術館」だ。
浅草から両国までは隅田川の遊歩道を歩いていく。両国の国技館では今相撲の真っ盛り。ひょっとしてチケット買えないだろうか? 幕下でも見れたら入ってみたいな・・・と思ったけど甘かった。朝から行列して求めるらしく、「完売」の札が出ていた。
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
今日は美術館に行くと決めていた。ミュシャも茶の湯もブリューゲルも見たいが、時間と身体は一つしかない。最初に向かったのは最近オープンしたばかりの両国にある「すみだ北斎美術館」だ。
浅草から両国までは隅田川の遊歩道を歩いていく。両国の国技館では今相撲の真っ盛り。ひょっとしてチケット買えないだろうか? 幕下でも見れたら入ってみたいな・・・と思ったけど甘かった。朝から行列して求めるらしく、「完売」の札が出ていた。
新幹線に乗ったのは何年ぶりだろう。窓際の席には、モバイル用に電源が設けられ、新大阪~東京間はWi-Fiが飛んでいる。が、わがiPadは接続不明で繋がらなかった。
用があって東京へ行くことになり、児玉駅にCopenを置いて電車で向かった。電車は缶ビールが飲めるから良いね。八高線の車窓からは里山風景の中に満開の梅が点在する。小川町で私鉄に乗り換えて都内からは地下鉄へ。
で、時間の空きに向かったのは表参道のアンドウ建築「表参道ヒルズ」。ずいぶん前から注目してたんだけど、中に入るとガラスとコンクリートの質感、電磁波とイリュージョンのような照明・音楽にグラグラと頭が痛くなってくる。表参道のケヤキ並木を生かすという触れ込みで、外観は建築高を押さえてあるのだが、中は6階に地下構造で掘り下げてある。そのメインの建築構造は、中央が細長い吹き抜けになっており、そこを螺旋状に回廊がまわっているというもの。でも、その螺旋は全体に表参道の傾斜にならってナナメッている。それがとても不安感を誘う。その周囲にブティックやレストランなんかが並んでいる。