阿武隈川は東北第二の大河といってもよく、昭和の初期まで船運が栄えた場所だった。丸森町には名勝・奇岩を巡る渓谷約4kmを往復する「阿武隈ライン舟下り」と呼ばれる遊覧船コースがある。講座3日目の今日は、19号台風の被災現場を見にいったのだが、氾濫原は阿武隈川本流ではなく支流の小河川だった。奥に見えるのが今回の決壊堤防の補修跡である。

囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
阿武隈川は東北第二の大河といってもよく、昭和の初期まで船運が栄えた場所だった。丸森町には名勝・奇岩を巡る渓谷約4kmを往復する「阿武隈ライン舟下り」と呼ばれる遊覧船コースがある。講座3日目の今日は、19号台風の被災現場を見にいったのだが、氾濫原は阿武隈川本流ではなく支流の小河川だった。奥に見えるのが今回の決壊堤防の補修跡である。

丸森町は311で放射能に襲われた飯館村に近い。福島原発まで直線距離で50km。宮城県でありながら原発事故で苦しめられてきた町でもある。前泊した「大槻屋」は歴史ある商人宿といった昔ながらの佇まいで、宿の主人大槻さんは、今回の「大地の再生講座」の主催であるNPOあぶくま里山を守る会の会長さんでもある。
