旅から戻ったら即、草刈りだ。この時期10日も空けると敷地は草だらけとなる。石垣もこの通り。先日、愛媛の石垣巡りをしてきたが、石垣回りに草が少ないのだった。日照がよく雨が少ないこともあるのだろう。ちょっと寂しい感じがしないでもなかったが、草がわんさかと生える石垣もまた管理が大変なのだ。
こちらでは天端にカラムシという直線的に伸びる草が根付いていることが多い。これは宿根で刈っても刈っても生えてくる。刈らないでひと夏放置すると天端にはカラムシの薮ができ、やがて石垣に下方に倒れ込んでくる。しかし、この根が天端の土や石の崩れを防いでもいる。