「観覧車」とイノちゃん


桐生市内へ自転車で往復。忍木菟屋から市街地の中心まで片道12~3kmほど。ぶらぶらしながら走ると往復で30kmは漕ぐ計算になるが、山暮らしで鍛えている私たちは全然OKである。

市内にビールの看板があるレストランカフェを見つけて入ってみる。

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四万十式作業道取材3.(丹波篠山~閑谷学校)


琵琶湖、湖北から京都の山中へ入る。現役の茅葺き民家が多数残っている全国でも稀な場所だ。

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柵を巡らす


昨年の山の実りの豊作で増えたのか? 神流川流域の山村では今年はネズミが大発生している。そして今年は極端に実の成りが少なく、各地でクマの出没騒ぎがあり、わがアトリエはイノシシにやられっぱなしである。ジャガイモの季節にはほとんど被害がなく収穫できていたので、すっかり油断していたのだ。

都合5回ほど畑を荒らされ、途中にトタン板の柵を延長したが、その後もまた荒らされた。石垣の高い所と水路側は省略していたのだが、こうなったらぐるりと柵を巡らすしかない(下の畑だけ)。壊滅状態になったネギ畑からネギを拾いおこして新たに植え直すも、とにかくイノシシを防御するのが先決だよな。まだ白インゲンは十分に残っているしひっくり返されたハクサイもなんとか元気だ。・・・春までの野菜を少しでも残しておかなければ。

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イノシシ防護柵、延長す


またしてもイノシシ出没。鼻先(牙つき)で耕耘機のごとく畑を走り回った跡あり。ダイズは全滅に近い。ネギも半分はやられた。Y先生の畑も防護柵のない所は全滅だったらしい。

イタルさんによれば、雨上がりの土がふかふかになったところにやって来るらしい。狙いは野菜ではなく、ドバミミズやサワガニやヘビなのではなかろうか(イノシシはマムシが大好物という)。その証拠に、スーパー林道には道沿いに土を掘り返した跡が随所にみられる。

今日はホウレンソウやら手元に残っている種を播こうと思っていたので、トタン波板の防護柵を延長することにする。上の畑と下の畑の境界になる石垣に、一カ所ちょっと崩れたところがあり、ヤツはどうやらそこから出入りしている雰囲気なのだ。土の崩れた跡、足跡らしきものが残っていたのである。

廃材角材で杭を作り、それをカケヤで打ち込んで、番線で波板を止めていく。連続するトタン波板は杭の部分で重ね、そこにハンマーと釘で穴を空けて、杭に止めていくのである。ちなみにトタン波板も廃材でタダで入手したものである。

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畑の惨状


『現代農業』の連載を描き上げて「宅ふぁいる便」で編集部に送り、明け方また起き出して個展の準備。もう、僕もYKもしゃかりきの混乱状態だ。こうして、個展ぎりぎりまでハードな日々が続くのである。

今日も朝から準備。以前連載した「山暮らし再生プロジェクト」を展示用にPCで再構築している。昨日はNHKテレビニュースで紹介されてしまったし、さすがに雑誌の誌面そのままカラーコピーというわけにはいかないよな。

昼食のおかずを採りに畑に行くと、またもイノシシが入り込んだ跡。大きく葉を伸ばし始めたハクサイ、ブロッコリー、それに芽を出し始めたニンニクまで、畑全体が掘りかえされている。

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