畑の惨状


『現代農業』の連載を描き上げて「宅ふぁいる便」で編集部に送り、明け方また起き出して個展の準備。もう、僕もYKもしゃかりきの混乱状態だ。こうして、個展ぎりぎりまでハードな日々が続くのである。

今日も朝から準備。以前連載した「山暮らし再生プロジェクト」を展示用にPCで再構築している。昨日はNHKテレビニュースで紹介されてしまったし、さすがに雑誌の誌面そのままカラーコピーというわけにはいかないよな。

昼食のおかずを採りに畑に行くと、またもイノシシが入り込んだ跡。大きく葉を伸ばし始めたハクサイ、ブロッコリー、それに芽を出し始めたニンニクまで、畑全体が掘りかえされている。

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倒されたネギを拾いつつアトリエに帰り、囲炉裏で味噌汁とご飯を炊いて、ひき肉とネギの味噌炒めをつくって食べる。ああ悔しい。

どうやら水路をまたいで入ったらしい。こうなればもうアウトだ。水路沿いにも波板の防護柵を張り巡らせねばならないが、いまそんな時間はない。せめて伸び放題にまかせていた水路沿いの草刈りをしようと午後から畑へ。UKには掘り返された畑でまだ修復できそうな苗を補修してもらう。

雨の中、思わぬ重労働で汗をかき、風呂上がりのビールがめちゃウマ。「いやー、こんなに旨いビールが飲めるなんて、イノちゃんのおかげだね」と悔しまぎれに言ってみる。まだ敷地には食べれるものがいろいろある。都市に暮らしていた時代を思えばずっと幸せなのだ(と悔しまぎれに言ってみミル・・・)。


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