阿蘇火口、押戸石(その7/黒川温泉、野風ムラ)


寝坊してJ君に挨拶しそびれた。ジローさん、奥様、お世話になりました~。

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すごくいい天気。根子岳がやっぱりすごい。

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キャナルシティ、浜省ライブ(その3/博多にて)


関門海峡は通行料100円。トラックに挟まれながら慌ただしく通過するという感じで「これから九州ヘ渡るのだ」というセンチメンタルな感情に浸っている暇もなく、あっという間に門司に上陸。今宵は博多にて浜田省吾のライブである。さて、それまでの時間つぶしだが、なんせ博多だからいろいろあるわけで、「キャナルシティ博多」に行ってみた。

六本木ヒルズなんかを設計したジョン・シャーディの建築で、建物や噴水なんかは面白かったが、そこかしこにイルミナティ的・悪魔的シンボルに満ちていてげんなりした(そういえば中にディズニーショップがあった)。同じく大阪の「なんばパークス」もジョン・シャーディだがこちらはエコロジーを基調としていて好感が持てたが・・・。

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つたふじ、山賊(その2/九州行き、広島・山口にて)


当初は松山の港から山口に渡るつもりだったのだがフェリー料金が高いので陸路のしまなみ街道から広島の尾道へ渡ることに。で、昼は当然ながら尾道ラーメン。まだ本格的なものを食べたことがなかったのでまずは王道の「つたふじ本店」。15人待ちで30分ほどしてからカウンターへ。

カウンターだけの狭い店だけど3人体制。親父さんが麺を茹で、おかみさんがスープを羽釜鍋から小さな柄杓で丼に移す。そのスープは、すでに醤油が入ったまっ黒い液体だ。一瞬、親父さんが奥下にあるスープ鍋から柄杓で羽釜鍋に追加し醤油がドボドボと注がれるのを見た。

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うどん一幅、蔵元屋(その1/九州行き、出発)


九州の旅に出発。今日は松山泊まりだが、行きがけに讃岐でうどんを食べる。高松市の隣、国分寺市の街道沿いにあるセルフの「うどん一幅」。有名店で修業したご主人が出店したとかで先日の昼、車がたくさん止まっているのを見ていたのだ。

やや細い麺でコシよりもモチモチ感のあるタイプ。出汁も旨く天ぷらもカリッとして油感も美味。うん、これは私的には讃岐ベストワンかも。おでん、おにぎり、お稲荷、混ぜ寿司とすべて揃っていて、広々とした店内に次々とお客さんが入ってくる。麺2玉におにぎり2個、それに天ぷらを加えてわっしわっしと食べているガテン系の若者がたくさんいた。ここで毎日昼飯をとれれば幸せだろうな。

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福井講演旅(その6/浄土寺)


最終日、大阪から岡山の宇野まで陸路を走り、フェリーで高松へ帰る。その道行きで見たいお寺があった。兵庫県小野市の「浄土寺」。鎌倉時代の建物だが、ここに快慶の大作「阿弥陀三尊像」がある。

夕日を堂内に導き、床の反射を利用して、内部の朱色と仏像の金地を輝かせ、極楽浄土、来迎の風景を現すという劇的な光の演出効果を備えた御堂としても有名である。高校生の頃からこの寺の写真を眺めていたが、小野市は畑と溜池の点在する何の変哲もない田舎町だ。さすがに行く機会がなかった。カーナビを頼りに近づくと、「国宝 浄土寺」という大きな看板と駐車場が見えた。

これが仏像を内する浄土堂だ。大きい。僧重源によって建てられた。鎌倉時代のはじめ、東大寺の再建工事のときに重源は要職についていて、所領としてこの地を与えられ、それで浄土寺を造ったらしい。南大門とともに大仏様という特異な様式で、その内部は梁が45°に突き出て、雄渾で圧倒されるほどだが、中央に鎮座する巨大な阿弥陀三尊像がまたすばらしい。

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