蕎麦の花にチョウが


アトリエのキュウリ。切ってしばらく置くとこのように分泌物が玉をつくる。アクはまったくない感じで、なんとも深く爽やかな甘みが舌に触ったとたん、まとわりつく。毎度、感嘆させられる。

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アオバセセリ


ふいに見慣れないチョウが土間に入り込んで来る。アオバセセリ。南方系を彷彿とさせるその色彩、いいなぁ。昆虫少年の頃、このチョウをネットに入れたときの思い出が蘇る。植樹はアワブキ。この木はカマドにくべると木口から泡を吹くことからの命名という。

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スギタニ飛ぶ


早春だけに見られるチョウが、日本にはいくつか存在する。その中のひとつ、スギタニルリシジミ。似た仲間にはヤマトシジミとか、ルリシジミがいるけれど、スギタニはあの大樹であるトチノキを植樹とし、早春にしか見られないというところがいい。

トチノキは水が好きで、たいがい沢沿いにある。アトリエの沢にある一本のトチ。そこに依存している貴重なスギタニ。今年もこんにちわ(吸蜜植物はオオイヌフグリ)。

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