アオバセセリ


ふいに見慣れないチョウが土間に入り込んで来る。アオバセセリ。南方系を彷彿とさせるその色彩、いいなぁ。昆虫少年の頃、このチョウをネットに入れたときの思い出が蘇る。植樹はアワブキ。この木はカマドにくべると木口から泡を吹くことからの命名という。

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敷地には10株ほどのヤマユリがあり、ここ数日で開花し始めた。それにアゲハ類が次々にやってくる。これはモンキアゲハ。

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裏の石垣のヤマユリ2株がいちばん大きくて見事だ。毎年の草刈り時に、これだけは残しておいたら、こんなに立派になって花を楽しませてくれるばかりでなく、それに次々にチョウたちがやってくるのだった。チョウにとって吸密植物ととにも飛翔空間がとても大切なのだな、ということを感じている。人が住み、手入れすることで成される空間は、チョウも大好きな通り道になる。

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明日、県から取材打ち合わせが来るので掃除。ついでに工事途中で終わっていた上がりかまちの板の続きを貼る。前にも書きましたね。「お客さんが来るたびに、アトリエの改装が進んでいく(笑)」

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カンナもちょっとは使えるようになり、仕上げも奇麗になってきました。森から伐ってきた木が、こうやって薪以外に活躍するのは楽しいし、なんだかとても不思議で幸せな気分になってくるのです。

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