川口由一ふたたび


その鈴木酒店で買った袋の中に、本のコピーやらフリーペーパーとかが入っていた。店の人が入れてくれたらしい。中に『食品の裏側』とか、『食べるな危険』『使うな危険』などの著作の紹介が書かれている。まあ、Amazonでこれらの目次を引いてみてください。そして『88 RISE PAPER』というフリーペーパーが入っていた。

その巻頭になんと自然農の川口由一氏のインタビューが載っている。川口由一といえば僕らがここで畑を始めるにあたり、最も目指すべきスタイルを感じていた人だ。

『妙なる畑に立ちて』から16年。川口さんは徹底した自然農を今も続け、全国に指導にあたるだけでなく、赤目自然農塾という無償の学びの場をつくって自然農の人を育てている。感動的なインタビューだった。そして、フリーペーパーで川口由一が登場することに時代の流れと希望を感じた。

藤岡のIさんが遊びに来て、いろいろ話していった。藤岡の町に降りていたY先生が、ホウレンソウを採りに一日戻られた。

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Iさんにスリーショットを撮ってもらいました。


パンダの森


大雪のニュースを聞くたびにひやひやさせられるが、今年はなぜかこちらの降雪は少ない。というわけで、軽トラではなくコペンで町に下りて、いろいろ回ったりする。2日は玉村八幡宮へ参拝、前橋近くの「あいのやまの湯」で初温泉に。

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畑の1サイクルを終えて


カブを収穫したり、明日のお客さんの昼食(おでん)を仕込んだりした。カブは甘く繊細な味ですばらしかった。身が締まっていて「カブ酢」をするにも塩で水分を取る必要がない。さっと茹でた茎葉もアクがなくて美味しかった。

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山暮らし連載、経過報告


10,11日と『現代農業』の連載の本描きに入る。この連載、見開き2枚、4ページなんだけど、文、イラスト、写真の三つどもえで、たとえば写真の選択やキャプションもすべて自分で考えている。今回のテーマはトイレ・ゴミ・排水などのノウハウに迫る。この捨てるという行為が都会生活ではなかなか見えてこないし、その本質をしっかり活字にしている人が少ない。この連載、単なるアイデアや事例の紹介ではなく、自然の中の暮らしの本質が鮮やかに浮かび上がるようにしたいと走り続けている。
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