カブを収穫したり、明日のお客さんの昼食(おでん)を仕込んだりした。カブは甘く繊細な味ですばらしかった。身が締まっていて「カブ酢」をするにも塩で水分を取る必要がない。さっと茹でた茎葉もアクがなくて美味しかった。
『現代農業』連載は残り2回。今回は「畑」である。天下の農業専門誌にいよいよ農について書くわけで、さすがに緊張する。2月に畑を始めて9ヶ月がたった。いまどき放置畑の開墾からスタートして自然農を実践する人も珍しいだろうから、自分たちのやった収穫までの過程と感動をつづるだけで意義あるのではないかと思う。
今回も力作にするぞ。2006年1月号、お楽しみに。