さて、連日の枝切りですっきりした裏庭。これでようやく火を焚くスペースができたので、前日に日帰りで旧アトリエに戻り、カマドや薪風呂釜、炊事道具、食器などを桐生に運んだのだ。イタルさんに伊勢崎堀田商店の「やきまんじゅう」をお土産に持っていったら、タマネギをどっさりもらった(喜)。
というわけで「ちびカマ君」の入場なのです。この鋳物カマドは長野の古い蔵の解体現場から貰ってきたもの。僕らが拾わなければいまごろどこかで捨てられ錆だらけになっていたことだろう。長い旅を経て桐生へようこそ!
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
さて、連日の枝切りですっきりした裏庭。これでようやく火を焚くスペースができたので、前日に日帰りで旧アトリエに戻り、カマドや薪風呂釜、炊事道具、食器などを桐生に運んだのだ。イタルさんに伊勢崎堀田商店の「やきまんじゅう」をお土産に持っていったら、タマネギをどっさりもらった(喜)。
というわけで「ちびカマ君」の入場なのです。この鋳物カマドは長野の古い蔵の解体現場から貰ってきたもの。僕らが拾わなければいまごろどこかで捨てられ錆だらけになっていたことだろう。長い旅を経て桐生へようこそ!
書きたいことはいっぱいあるのだが、なかなか時間がとれない。ここ一二ヶ月は近来まれにみる筆無精であるナ。ブログというものはいちど間を空けるそういうものなのか。いや、いまかかっている仕事が、本当に大仕事なのだ。自分のこれまでの人生の集大成といっていいもののような・・・。
様々な鳥たちの声がする。ウグイスが鳴き始め、遠くでアオバトが鳴いている。花もすばらしい。YKがブログにアップした八重ツバキの花だが、写真がへたくそでイマイチその美しさが伝わらないぞ! 僕も撮ったのでアップしよう。
ようやく土・石取りが終わって、根石のラインが見えてきた。根石も動いたか?と思ったが無事だったようだ。左右に土山1・2があり、背後は石だらけ。これを積み直すのだ。二人だけでできるのかなホントに・・。
今日は打ち合わせで川口まで出るので早朝から畑へ。小豆の白インゲンの土寄せ、支柱直しなどをする。土寄せとは言っても、実質的には除草である。アサガキという道具で畦の斜面の土をかき寄せ、若い雑草を一緒にむしり取ってしまう。それは緑肥にもなるというわけだ。前日雨が降ったので今日の陽が照るまでにこれを済ませると効果的なのだ。というか、やらないと後半で除草にかなり手間取る。写真の左が作業後、右が作業前。
囲炉裏導入と同じくらいインパクトを与えてくれた薪風呂釜。すっかりお気に入りのその釜は製造元が埼玉県の川口市だった。川口といえば鋳物の町で、古典的名作映画、吉永小百合主演の『キューポラのある街』の舞台になったところだ。
いつか行ってみようと思っていたのは、鋳物カマド「ちびカマ君」の二代目を欲しいと思っていたからだ。廃棄されようとしていた中古品を貰い受け、使い続けているものの、さすがにあと数年? の寿命が見えてきた。スペアが欲しい。鋳物の町、川口の金物屋を探せばひょっとして新品が売っているかも? と淡い期待を抱いて行ってみた。