綾川でもお世話になっているRieちゃん家での囲炉裏づくりワークショップの日がきた。家は綾川の現場からほど近い滝宮にあり、なかなか重厚な造りの民家(平屋)ではあるが、それほど古い造りではない。骨格や外装などはしっかり作られているのだが、窓はアルミサッシ(ペアガラス)、床材は化粧合板で断熱材が入っていない。いわば典型的な「昭和の古民家」である。
囲炉裏を作りたいという部屋は台所と庭に通じた適所だが、内壁はクロス貼りで窓にはカーテン、そして天井は新建材の板貼り。下見したとき、正直言って「本当にここに本格囲炉裏つくって大丈夫かな・・・」と心配したのだが、とにかく今のままではすごく寒いのでどうしても囲炉裏が欲しという。