前夜は高知市内の「ひろめ市場」へ。ここはフロアに屋台風の飲食店がひしめき、まん中にあるテーブルを確保したら、気に入った店でつまみを買ったり料理注文したりして自由に飲食できる。奥の店舗では鰹のタタキをワラ火でファイヤーしている。
今回はいつもとちがうものをチョイスしてみる。インドカレーの店が入っていたのでタンドリーチキン入りのカレーを。
なにしろ相方も大のインドカレー好き。きりっと冷たい生ビールに合いますなぁ。魚を食うだけじゃなくて、ひろめ市場のこんな使い方もいいものだ。
中央のテーブルに移動して栗焼酎「ダバダ火振り」を飲んでいると、「どこから?」と、お隣の初老の男性に話しかけられる。むかしマグロ漁船の船乗りだったそうで、いまは引退してのんびり暮らしていると。むかしの航海話をいろいろ聞かせてもらった。
土佐のカマボコと・・・
「ウツボは食べたことあるかい?」と、唐揚げをごちそうになってしまった。土佐の人はもてなし上手である。
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翌日、南国市の土曜市に行ってみた。ちょっと閑散としていたが、やっぱり独特の雰囲気。「犬のフン禁止」という看板がアジアしている(笑)。小夏とヤマモモの実を買ってみた。ヤマモモは初めて食べた。ちょっと松脂のような臭いがあるが、甘くて美味しい。
大豊まで国道で上り、土佐北街道で戻ってみる。国指定重文・旧立川番所書院へ立ち寄る。無人で中は見せてもられなかった。街道は県道5号線になっていて、高知自動車道の下を縫うように走っているのだが、雨が降り始める。途中の峠がなかなか凄みのあるところだった。ここで土砂降りに遭遇し、落石にヒヤヒヤした。
それにしても、この峠の周辺も人工林(スギ)だらけだった。
その後、新宮から国道319号を阿波川口まで走ってみた。両岸に石垣に守られた高所集落が多数点在する。
いや、今回もよく走ったな。かなり狭い酷道をガンガン走ったので、新しい車にだいぶ慣れて自信がついた。