そばごやの薪ストーブ


うどんばかり食ってるとやはり蕎麦が恋しくなり、ごひいきの「そばごや(徳島/貞光)」へ。

いつもの「もりそば大」800円。今年は地そば粉だけでは足りなくて他地域から取り寄せたそうだ。

middle_1392696212

かけそばは500円。当地の祖谷蕎麦のかけのスタイルはこんな感じ。汁は淡い色。ネギは青ネギ。で、この店のメニューはこのかけそばともりそばの二つだけ。なんだけど、いつもかならずプラスアルファがあって、たとえば季節の山菜などを「これ食べる?」とか言って出してくれる。今回はなぜかレモン・チーズケーキだったのだ(笑)。

middle_1392696521

さて、今回書きたいのは店内の薪ストーブのことだ。店の親父さんがドラム缶で手づくりした簡単なものだが、とても暖かいし、構造が超シンプル。

middle_1392696248

作り方はドラム缶をカットして上の2/3を本体とし、1/3の底だけをカットして本体の底とする(メス側のツメで噛まして止めてある)。内部にロストルはなく、ただの円筒空間のみ。

もちろん底が焼けるので断熱と台としてブロックを3個使用。下部には写真のような空気穴&灰出し穴を作ってあるが、ここから薪を入れることもできようが、実際は上写真のヤカンの下に穴があって、そこから太い薪を放り込む(ふだんは穴を鉄板でふさいでそこにヤカンが載せてある)。底を切った1/3の部分でこの蓋を作ることができる。

うーむ。恐ろしくシンプルw。

middle_1392696249

煙突は軒下にやや角度をつけて横架けしてあるだけ。ここでもう一回曲げて上に出すと曲げ抵抗もあり、シングルでは冷えすぎて引きが悪くなるので、最適解なのかも。

middle_1392696250

ドラム缶は厚みのあるオイル用のやつだとか。それからスチールではなくステンレスドラム缶では放熱が悪くてダメだそうだ。

このドラム缶ストーブは夏は取り外してある。確かに取り付け・取り外し・設置もラクラクであろう。

中で熾き炭がたっぷりできていると、ロケットストーブのように薪を度々入れる手間も省ける。でも「火の面倒を見る」という基本ができていないとうまく扱えないかもしれない。

剣岳方面へ、ちょっと奥まで走ってみた。この辺りには日本有数の山岳集落がたくさんある。青石の石垣と雑穀を干す木棚が特徴的だ。

middle_1392696522


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください