四国の食ブロガーたちが誉めそやす愛媛某所を桜巡りを兼ねて高速飛ばして行ってみたら、唐揚げはブロイラー臭だし、ナポは味が濃すぎ。ダメだこりゃ。それから隣席の若い女性組からすんごい化粧臭が。。。(→席を移動しましたw)
なんだか松山まで飛ばしたくなり、いつもの安宿に転がり込み、松山の地酒がごっそり揃う立ち飲み「蔵元屋」で、四国山脈に磨かれたきりりとした酒で立て直す。
ワンショット100円から。吟醸酒も300円くらいで飲める。燗をするチロリも置いてあってセルフで燗酒もOK。
立ち飲み屋だからといって、強面(こわもて)のオジサンが店員じゃないのでちょっと安心w
つまみも充実していてさ。ホントすばらしいねココは。
内子産炙り薫製チーズと、西条産ひめがい(バカガイ・アオヤギの干物炙り)。
愛南町産きびなごの丸干し。どれも良いね、地元産にこだわっているのがまたイイ。こんな店、できないかな高松にも・・・。
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路面電車がいいんだ。松山は。
松山城。桜満開。
「清香園」。ここに行きたくて、松山へ。仕上がったばかりの豚足と、マッコリ。これはサゴヤシと餅米のどぶろく。春菊と土筆のナムル、白菜のキムチ。
ナムルが美味いのでマスターが春菊を大盛りで出してくれた。アクの強い野草を韓国独特のドレッシング(ニンニク、ゴマ、唐辛子、胡麻油がベース)和えにして食べる知恵である。かの地では焼き肉屋で大量の野菜を食らう。ナムルは足が早く、保存がきかない。作り立てが一番美味しいという。
「ノビルはどうやって食べます? 天ぷらは食べたことある?」
と、僕らが山暮らしで野草を食べているにちがいないと踏んだマスターが言う。
ノビルの天ぷら。これが激ウマ!!! もちろん野草つむ所からこだわっているんよ。
それがプロ。
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まず車をホテルに置いたら路面電車で道後温泉→湯上がりのビール・・・で落ち着いてからこの2軒を巡るのが最強です♬