実は今年の3月にもこの34番種間寺を訪れている。まだ納経帳を手にする前だが、たまたま近くを通ったので寄ってみたのである。駐車場で2シーターのスポーツカーに乗った男性2人組の遍路(ちゃんと白装束で運転していた)を見たのがとても印象的だった。
今日はアイスクリーム売りのおばちゃんがいる。高知では「アイスクリン」という名で売っている。
「2つ盛 200円 3つ盛 250円 ソーダ・チョコ・いちご・まっ茶・しょうが・バニラ・ゆず ミックスもできます」と書いてある。
歩き遍路狙いということもあるのか、寺だけでなく街道沿いでもときどき見かける。声をかけられたが買わなかった(ごめんなさいおばちゃん)。
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入口にどっしりとした大師像。足や手やら杖にいろいろな布切れが付けられてれている。
本堂はコンクリート造だった。奥に金箔の薬師如来像が鈍く光っていた。こちらも開創1200年記念行事として本尊を御開帳しているのだった(春期は5/25まで、秋期は10/25~11/25)。
大師堂。
柱に巻き付けられたかのような龍の彫り物がどっしりと迫力!
普通なら鐘楼がある場所には・・・
ブロンズの子安観音像が立っている。赤子を片手でひょいと持ち上げたような変わった造形。顔かたちはちょっと法隆寺の飛鳥仏を思い出させるような・・・アルカイック・スマイルというやつだね。
後ろにずらっと並べられたものは、底の抜けた柄杓。妊婦が安産祈願に納めたものという(底が抜ける→通りがよくなる/ナルホド♬)。
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ロウソクがなくなりそうなので外の売店で購入。アイスクリンのおばちゃんが再びこちらを見る。
(ごめんなさいおばちゃん)w。