禅師峰寺。「ぜんじぶじ」と読む。32番なので順打ちになる。ということはあのバスツアーとまたかち合わせ・・・。
やっぱりw。
階段を上っていくと山門の広場に不動明王像が立っている。その後ろがさざ波のように風化した、2諧調のモノトーン自然石だった。それを光背の炎に見立てている。すばらしい演出だ♬
隣に小さな山門。
海が見える。いいね、高知の太平洋の風景は癒される。
境内が狭い。鐘楼、本堂と大師堂は接近して一かたまりにある。そこに集団のお遍路さんが読経するのだから、個人や二人組で来ているお遍路は順番を待つ、もしくはやや離れた位置で読経するしかない。
境内からもこのように海が見渡せる。西側に桂浜の龍馬記念館も見える。ここは小高い山の上にあり、昔から海の安全を祈願した。漁師さんたちは「船魂の観音」(本尊は十一面観音菩薩)と呼んでいるそうだ。
ツアーの後はロウソクも林立。
「木がらしに岩吹き尖る杉間かな」芭蕉。
納経所へ。イチョウの木にランが着生して花を香らせていた。ああ南国高知だね。