さぬきうどんには様々な食べ方があって、つけ汁が別に付く「ざる」という食べ方の他に「ぶっかけ」という麺につけ汁が直接かかっている食べ方がある。これは熱いのも冷たいもの両方可能で、レモンと大根おろしが付くのが定番。
これを蕎麦でもやってもらえるのだろうか？ やってくれるのだ。写真は高松三越近くの「ゴッドハンド」といううどん店のもの。
天かすは無料トッピングなので、すなわち関東の蕎麦屋でいう「ひやしたぬき」状態になる。違いはかけ用のどんぶりをそのまま流用することだ。いわゆるうどん屋の蕎麦は自家製ではなくゆで麺を製麺所から運んでもらっているので、もっさりした蕎麦の香りのうすいものだが、この食べ方はなかなかイイ。さぬきうどん店では蕎麦に色の薄いうどん出汁をそのまま使う。あれは東の者にはしんどいのだ。
付け合わせはイイダコ天。横位置から撮ってみた。
で、この食べ方は「かけうどん」よりも値段は高くなるが、東の蕎麦屋「ひやしたぬき」よりもずっと安い。
ただし、蕎麦はおいていないという店も多い。逆に言うと、蕎麦を置いてあるうどん店では蕎麦を食べている人の割合は意外に多いし、昼遅く行くと蕎麦は麺切れで食べれないこともある。飽きもあるのだろうし健康への気遣いもあるのだろう。
それから、この店ではワサビが付いてこなかった。チューブも見当たらない。※ それが残念（ショウガでは合わない）。もちろん蕎麦湯なんか期待しちゃいけないw。
※追記：後日、もういちどゴッドハンドで確認したところ「チューブわさび（セルフ）」が置いてありました。m(_ _)m