タマリンの森/3日目


海岸寺前にある伝説のカフェ「吾理」。前夜、Y邸に泊まった我々4人はこの店のモーニングに向かった。

し・・渋い。。。カウンターの椅子はカリモクのビンテージものだった。手前に凧そして、

中央にビアズリー。これは、オスカー・ワイルドの『サロメ』に使われたイラストレーションではないかな? なぜここに?

モーニング400円を目指したのであった。が、すでに残り2人分しかないとのことで、4人でそれを分ける。が、届けられると、結構なボリュームに一同驚愕ww。

いや〜まいったまいった・・・と言いつつ4人で2人前のモーニングを分けたんだけどww。

食後、タマリンの森に急いでまずは火を起こす。寒い季節、作業前はこの火に当たるのがけっこう大切。が、今やどの現場でも焚き火禁止になってしまった。

3日目、だんだん片付いてゴールが見えてきた。

お昼は僕もお弁当を。

クズのつると枯れ枝を退けたら丸太がごろごろ出てきた。少林寺憲法の使い手でもあるNさんがチェーンソーを持ってきてくれたので、僕のと2台で切りまくる。

エノキはすでに不朽菌が入って豆腐のようにサクサク切れるが、アカマツはびくともしていなくて硬い硬い! さすが土台や木杭に使われるだけのことはある。

何度も刃を研ぎ直し、微調整しながら切っていく。この共立グリーンは亡きyuiさんの形見である。僕の愛用のハスクバーナーは群馬の山で故障したまま置いてきてしまった。

ロープがなくなったので、途中からクズのつるで束ねてもらった。

薪割りをしたら中からクワガタの幼虫がたくさん出てきた。

Fさんが「この真ん中の木は島のように残してクワガタを保護したら?」というアイデアを出してくれた。

そしてその周りの木クズや落ち葉を整理すれば、直接ジャガイモや夏野菜を地植えすることができる。菌糸がすでにはびこっているのだから、耕さなくてもいいのだ。

何か、タマリンの森の新しいスタイルが一つ見えてきた。

夜は「よこた」♬ この店いいなぁ・・・お好み焼きはもちろんだけど、カキフライも骨付鳥もうまいんです。


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