翌朝、まずはSさんを高松の朝うどんへ。「うどんバカ一代」の釜バター。今日は土曜日で、けっこうな行列だった。
まだ高松の街中アーケードを見たことがないというので、グリーンの駐車場を利用してショップを見たりカフェに行ったり。その後、四国村へ。四国村は屋島にある野外博物館で、移築復原した四国の伝統的な古民家や歴史的建造物を見ることができる。もちろん囲炉裏も見ることができる。
四国村古民家のハイライト「砂糖しめ小屋」。ん〜何度見てもすばらしい。
これだけの茅葺き民家が集められているところは四国でここだけだろう。香川高松の誇る野外ギャラリーの一つだ。運営は財団法人四国民家村博物館、創設者の加藤達雄氏は今年の4月に98歳で亡くなられたそうだ。
今日は雨だったので徳島の青石が美しかった。あらためてこれだけの石を集め配置するだけでも大変な仕事だったと思う。
徳島剣山山麓から移築された茅葺きの古民家、中は一部屋ごとに囲炉裏がある。
今回は茅葺きの内部構造の美しさに目を見張った。ワークショップで縄文小屋を作ったりしているので新しい発見がある。
今年4月に新たに竣工されたエントランスの建物「おやねさん」。ここがミウゼアム入り口になる。
さて、今回のSさんの香川入りのひとつの目的は、丸亀にある「どろんこ亭」でパーティに出席することだった。山倉建設の山倉さんが発起人となって古材や自然素材を使って作られたコミユニティ施設である。今回はちょっと変わったプレ・クリスマスパーティといった感じで、僕も山倉さん直々にお誘いいただいた。
「大内さんの本も持って来てね」と言われていたので、とりあえずテーブルに並べてみる。
食事のスタッフは若いモンゴル人の方々。初めてモンゴルの過程料理を食べた。意外に優しい味。中東や東南アジア的なスパイスはぜんぜん感じない。
どろんこ亭に関わる方々や山倉さんのご友人たち、たくさんの方々の自己紹介のあと、Sさんが自作のロックをカラオケで披露。
僕もゲストとして紹介されたのだが、僕の著作を持っている方が何人もいてちょっと驚いた。このようなロハス系の集まりなのでありうることではあるけれど。
さて、僕の目的はもう一つあった。タマリン紙芝居の披露である。多度津の「タマリンの森」などという名前がついてしまったので、いちど皆さんに見せる機会を作らねばと思っていたのだ。
というわけで別棟で行われた2次会で演じてきました♬