釣りたてのイカを貰ったのでそれをさばいた話はこちらに書いたが、翌日は都合がわるく本格的な調理は本日になった。
胴の皮はむき、ゲソは塩でもんでぬめりを取り、下処理をして冷蔵しておいたので、鮮度はまったく問題ない。
まずゲソを酒・みりん・砂糖・醤油・水を入れた鍋を沸かしてさっと煮る。アクを取りながら、火が通ったところでいちど皿に取る。
イカの煮汁を半分鍋に戻して少し水増しし、米粒と水で下煮しておいた大根をその煮汁で煮込む。アルミホイルの落としぶたが効果的。
大根が柔らかくなったらイカを戻して針ショウガを落とし、火から下ろして鍋のまま冷ます。温もりが引くと同時に味が染み込んでいく。ブイヤベースなどもそうだが、面倒でもこの2段仕込みで煮たほうが、魚介の身が硬くならず美味い。
次は塩焼き。
いい香りん♬ 小型でも身がぷっくらと厚い。
そしてアオリイカのこの季節に四国にはスダチがあるなんて、神様はなんてことをしてくれるんだ!(笑)。
お刺身も少し。味は今日のほうが美味いかもしれない・・・。
うーん堪能した。すべてがそれぞれに旨い! さすがに「イカの王様」と言われるだけのことはある。とくに塩焼きが絶品。焼いたものが冷めてくると車エビの鬼殻焼きのような匂いがしてくるではないか。そういえば、このイカは瀬戸内の小えびをよく食べて育つ。
このアオリイカ料理には日本酒の燗酒がまた最高に合う。こりゃ家ができる前に釣り再開かも?w。
(yuiさんのご実家のキッチンをお借りしました)