ハチいなくなる


前に薪を取りに行ったときハチに刺されて「梅干しの黒焼き」で難を逃れた話を書いたが、そのハチの巣は取り壊さずに様子を見ていた。ハチというのはよほどのことがないかぎり刺さないものである。毎朝畑に行くときに巣作りの様子を観察していたのだが、数日前そのハチがまったく居なくなってしまった。

天敵のオオスズメバチが来た様子もないのではて・・・例の変な農薬のせいでなければいいのだが(巻き置き場の道をはさんだ向かいの斜面には果樹園がある)。もしそうだとしたら、ウチの自然農の畑も影響を受けているはずである。

以前、その反対側の隣地では空き地の管理に不動産屋が除草剤をまいており、ウチの敷地境界のマツが虫害で枯れかかった話は書いた。が、新しく管理が変わった不動産屋は先日エンジンカッターで草刈りに来ていたのでちょっと安心。

草や虫を目の敵(かたき)にする行いを本当に止めてほしいと思う。ウチのアトリア敷地は高松郊外の住宅地と果樹園と田んぼ(見渡す場所には小さなものが1枚だけ)がせめぎ合う微妙な自然環境にある。

その中でウチの500坪と斜め向かいの雑木林が無農薬管理地帯で、生態系に重要な役割を果たしているとみている。今年もまたウチの敷地にギンヤンマが来てパトロール飛行をしている。それを眺めるのは本当に感動的である。

君たちはギンヤンマを手にとって見たことがあるか? 写真はここに越して来た2015年の夏にウチの敷地で捕虫網で採集したものである(撮影後は放しました)。

ファーブル昆虫記の全訳を果たした奥本大三郎をして「ギンヤンマこそは造化の神の最大傑作の一つといって過言ではない」(『虫の宇宙誌』)と言わしめたトンボである。スタンダールに始まりワーズワーズに終わる『虫の宇宙誌』の中のトンボ賛歌のエッセイをぜひ読まれるとよい。

さて本日の朝飯。某所より玄米が届いたのでさっそく7分づきにして炊く。うまかったわ!

オカズは久しぶりに切り干し大根の煮物。ダイコンは自家製を自分で加工して干したもの。干すのは外じゃなくて室内の階段の踊り場の上から干し網を吊るしてやっている。農薬だの何だのいろいろあるからなぁ昨今はww。

昆布の佃煮もつくる。細切りにして醤油と水とみりん、そしてちょっとだけ麦芽糖を加える。

夜はシシャモ。いまどき居酒屋以外でこんなもの食う人いるのかね(笑)。

しかもケチって3尾だ(9尾入りで300円だった)。

食べ過ぎると眠くなるので。このくらいちょっとだけ動物食を入れるのが、今の僕には具合がいいな。


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