ご飯と貧血


昨日のゴーヤーチャンプルを朝飯で食べる。ご飯とおかずの割合は6:4が理想とのことなのでおかずを食べ過ぎないように。世間ではご飯が悪者(とくに白米や白米に近い分づき米に近い場合は)で少なめに・・・おかずは多品目をなどと言われているけど、どうもそうではないらしい。

むしろご飯を多めにすることで様々な問題が解決するという。これが本当だとしたらすごい盲点だ。貧血や冷え性の原因は鉄分不足があげられるが、いくら鉄分をレバーやサプリで摂っても胃腸の力が弱まっていると吸収がうまくいかない。少食を習慣にしていると胃腸の吸収力が落ちる。

それで胃の消化力をつけるにはおかずを少なめにしてご飯をしっかり食べるのが一番いいらしい。薬膳医学では米や雑穀が胃腸機能の改善に効果的と言われているという。貧血が解消されるといろいろな効果がある。とくに脳機能には影響が大きい。

鉄分が足りないというと、レバーを意識的に食べてみるが、それではぜんぜん改善しない。たまに食べるものは影響が少ないが、血液は毎日じゃんじゃん作られる。毎日ご飯と味噌汁を食べていると、そのほうが影響が大きい。

貧血の人の共通点は、タンパク質の摂取量が少ないことだという(赤血球はタンパク質でできている)。タンパク質は摂っているけれどタンパク質がうまく利用できていない。その理由はエネルギー不足。身体ではエネルギーが優先されるので、エネルギーの総体が少ないとタンパク質はエネルギー消費のほうに利用されてしまう。ごはんでしっかりエネルギー源をとっていると、タンパク質が細胞のほうに使われる。そしてごはんと味噌汁自体にもタンパク質や鉄を(少なめだが)含んでいる。

鉄分が摂れていると、病気しにくい、老化しにくい、とくにいちばんエネルギーを使う脳は貧血のダメージを受けやすい。そして疲れにくくなる。冷えは貧血が原因であることが多い。

久しぶりにヨモギのパンケーキ。小豆を煮てあんこも作った。小麦は全体の半分くらい。後半分は米粉と葛粉。コーヒーはやめたので番茶。緑茶・コーヒー・紅茶は貧血の敵だそうで、 これらに含まれるタンニンが鉄の吸収を悪くするんだとか。

夜は塩サバ。こんにゃく入りの味噌汁。いま米は1日2合では足りないくらい食べている。貧血の人の食事の共通項として、ご飯を食べていない人が非常に多いという。パンが好き、麺類が好き、野菜ばかり食べている・・・。おかず中心でご飯はあまり食べていない。これをご飯と味噌汁中心にするだけで、貧血はすごい改善率なんだそうだ。

畑のモロヘイヤ。さっと茹でて刻んで細かく叩いただけ。えぐみがなくこのままで非常に美味しい。

▼柏原ゆきよの【食事で貧血改善】シリーズ(全8回)
https://youtu.be/82Ped6X8CdA


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