お蕎麦とニベの干物、めかぶのお土産


今日は午後からお客様が合流する。縄文小屋にも参加してくださった酒井さんの仕事仲間Yさんとそのご家族。Yさんのご実家は高松とのことでその家の手入れに帰省され、酒井さんは今晩はそちらに移動される。というわけで、一昨日から和室の生け花をどうしようかと思ったのだが、連休中とて直売所はケバケバした花しかない。

なのでアトリエ敷地のものを摘んでなんとかかき集め、えいやっ!・・・と活けたのがコレ。クヌギの剪定若葉をバックに、ラベンダーとフェンネルの花。そして中央の黄花はなんとシュンギクなのだ(笑)。

深夜までの宴会というのにブランチは9:00スタート(笑)。昨日解凍しておいたのに出しそびれためかぶと山芋を本わさで。アトリエの産物、サクランボとイチゴ、そして丸亀の無農薬栽培の甘夏を、ジノリの洋皿で。

そして酒井さんが持参した蕎麦をササっと作ってくれる。お茶はタンポポ茶(市販品ですが)。

食後、囲炉裏暖炉を焚きながらTさんの奥様とお話している間、ご主人は超難易度が高いウチの薪割りを延々と続けてくれ、なんと2山も積んでくれていた!

午後からYさんら合流し、庭と家の中を見てもらう。その間に米を仕込みニベのピチット干物を焼く。ご飯が炊きあがる頃、酒井さんが朝の蕎麦湯で吸い物をササっと作ってくれる。もうさすがプロというか慣れ方が半端ない。

野草や料理の手際のことだけでなく、僕が今回学んだのでとくに印象的だったのは「手塩」の他に、昆布と薄口醤油(東かがわ引田の「かめびし」推奨)の使い方である。昆布を2度も3度も煮出しても出汁が出、薄口をうまく合わせると十分満足できる吸い物ができてしまうのだ。しかも、酒もみりんも使わない。塩と薄口だけで・・・。

かなり遅めの昼食になってしまった(笑)ので、お客様にも小分けして食べてもらうことに。ニベは淡白ながら瀬戸内らしい味わい深いもので、喜んでいただけたようだ。

デザートはバイタミックスでペーストして冷凍しておいたヨモギを使ってパンケーキ(生地は小麦粉・米粉・葛粉のミックス)。あんこがなかったのでニホンミツバチの蜂蜜をかけたのだが、2枚目は塩味で十分美味しいことが判明。写真撮り忘れたので他の日のもので。

今日は大潮で干潮のピークがちょうど夕刻。Gomyo倶楽部のFsさんと近所の海でメカブ採りの話を約束していたので、帰り際にTさんご夫妻に参加してもらうことに。

例の「真鯛のアクアパッツァ」は宴会が盛り上がり過ぎて作りそびれてしまったので、真空パックの鯛のままT夫妻にお土産にしたところ、その晩にセミドライトマトまで作って自作した写真が、後日送られてきた。

めかぶもすぐに十分楽しまれたとのことで、生で茹でた美味しさを味わえてもらえて良かった。僕も、この夜はTさんから頂いた箕面ビールを早速開封し、茹でたて叩きたてのめかぶを楽しんだのである。


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