朝、僕の車でうどんを食べに行き、2人は高知へ出発していった。見送ってしばらくしてGomyo倶楽部のFsさんが近所で採ったというワカメをどっさり持ってくる。分けてあげるからというので、いちばん大きなステンレスのボールを持ち出したら、
「ダメダメそんな小さいのじゃ、バケツ持ってきなよ」
というので漬物樽に満杯に貰ってしまった💦
僕も以前よく釣りに行ったことがある某所の岸壁の辺りで採れるらしい(知らなかった!)。が、さすがに飛び道具がなければムリ(Fsさんのバイクには振り出しの釣竿にノコがまを付けた自作の採取道具が縛り付けてあった)。しかも大潮回りの干潮を狙わねばならない。
旨そうだ。この季節の新ワカメをさっと茹でたものポン酢でいただくのは瀬戸内の最高の春の味覚のひとつである。しかし大量なので保存を考えねばならない。Fsさんは毎年大量に塩蔵して家族の一年分を確保しているそうだ。
塩蔵は一回茹でてから水抜き・塩漬けするのだが、生のまま乾燥する方法や、あまり知られていないが「灰干し」という方法もある。せっかくなのでいろいろ試してみる。
どの方法を試すにも、まずは茎を外しておかねばならない。
まずは塩蔵のために下茹でから。
熱湯に入れると瞬時に色が変わるので、取り出して冷水にとる。
茎も茹でる。
水を絞ってたるに入れながら塩をまぶしていく。
水を切って押し込んでいくとかなりかさが減るのにちょっとびっくり。重石をあいて冷蔵庫へ。これで上がってきた水を切り、もういちど塩にまぶして冷蔵保存する。
茎ワカメは明日のおかずの分は生保存。塩漬けも作ってみた。
昨日の宴会の残りの天然真鯛を握って、
新ワカメを添える。
そろそろ保育園のサクラが満開になる。