めかぶを箱買い


魚に強いスーパーKに生わかめを買いにいったら、茹でたのしか置いてなくて、めかぶがトロ箱で売っていたので買ってみた。めかぶというのはワカメの根っこのほうの部分で茹でて叩くと粘りが出る。そういえばGomyo倶楽部でA君から本わさびを貰っていたのだ。アレめかぶに合うはず。

さっと茹でる。ワカメが緑色にさっと変わるのを見るのはいつもながら感動的だな。

めかぶは中央が茎。そこはやや硬いのので時間差にする。ここは包丁よりも料理バサミを使ったほうが外しやすかった。

包丁で細かく叩く。粘りがでる。

わさびを擦る。

「すりおろしたわさびにしょうゆを混ぜてめかぶに加え、柑橘の汁を加えて右回転で混ぜて仕上げる」(『若杉友子の毒消し料理』/わさびの項「めかぶのわさびじょうゆあえ」より)。これまたGomyo倶楽部のFjさんから貰った無農薬レモンでやってみた。

うまい! これはもう身体が喜ぶ身体が洗われるような食いものの筆頭といっていいのじゃないか。

前夜から自家製切り干し大根を戻していた。いつもの煮物にしようと思っていたんだけど、ひとつ食べてみたらめちゃうまだったので、少しだけとりわけて醤油につけて・・・

懐かしの「そぼろ納豆」作ってみた。いや〜子供の頃キライだったんだけど、うまいな〜。ちなみに納豆メーカーは栃木のあつま食品「舌鼓」/茨城県産「納豆小粒」100%使用・・・ですぞ!

残りでいつもの煮物を作ろう。具はニンジン、干し椎茸、油揚げ。菜種油で塩をぱらりとふって炒めてから。前に「油揚げなくても十分美味しい」と書いたけど、やっぱり油揚げは合うな(笑)。

ちなみに戻し汁はすごく甘くて、これと醤油だけで味付けしたのだった。切り干し大根の煮物は白米で食うと弱いのだが、玄米には非常によく合う。

旬の海藻。自家製切り干し大根、どちらも鮮烈である。めかぶに関しても若杉ばあちゃん、さすがに食べ方が的確である。いま「生のり」も売られているんだけど、あれはどうやって食べるといいのだろう?

しかし、ここに引っ越して自炊ができるようになって、しょちゅう魚を買いにいっているというのに、めかぶを購入したのは今回が初めてなのである。めかぶは冷凍もできる。箱買いしても無駄にならない。

春の瀬戸内ヴィーガンは幸福だな。


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