窓が入る、スギが届く


午後から現場へ。屋根材を張っている作業の最中。

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窓がすべて入っていた。

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屋根材はガルバリウム鋼板である。色はシルバー。

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窓はペアガラスが主流で堅牢になっている。サッシの気密性や断熱性も高まっているため、現在では雨戸が必要なくなった。

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また、窓のサイズや開閉のバリエーションも今は豊富にある。ということは、昔より窓のレイアウトがかなり自由になったわけである。もちろん四季のある、寒暖・乾湿の差の激しい日本の気候風土においては、調温・調湿・通風の鍵を握るのも、窓だ。

「窓(ウインドウ)ですべては完成する」「窓は部屋になることを望んでいる」という建築家ルイス・カーンの言葉があるが、それくらい窓の形態や位置は重要な意味を持っている。

「建て売り住宅」と「自由設計(注文住宅)」の大きなちがいは、この窓の自由度にあるといっても過言ではない。たとえ建築が単純な箱であっても(ローコストを目指すならそうならざるを得ないのだが)、窓(開口部と光)のちからで豊かな空間をつくることが可能なのだ。

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愛工房の低温乾燥、尾鷲のスギ板が届いた。30mm厚のフローリング材、これは2階のメインフロアーに張る。

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金物も着々と進行中。

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農業高校の生徒さんたちが挿し芽で増やしたキキョウ苗を貰ったので、いろんな場所に分散して植えてみた。

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クリ(熊野で貰ってきた大グリのタネ)、ジンチョウゲ、クチナシ(徳島の直売所で買ってきた)なども植えた。水はけの悪い湿地のような場所や、部分的にドブのような腐敗臭のする土の場所もあり、畑と果樹の成功には時間がかかりそうな予感。

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帰りはいつもの海が見えるコースで。この瀬戸内の夕暮れが大好きのなのだ。左から男木島、女木島、屋島。ミカンの収穫が始まった。

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