紙芝居は予定通り続行なので看板を設置。
開始準備まで時間があったので田んぼを見せてもらうことにした。午前中に見た大堰堤のやや上流付近から、江戸時代に石組みの水路でこの集落に水を引いていたのだが、現在は沢沿いにつけられた車道に沿ってコンクリートの水路ができ、そちらに流されている。
そのまま飲料になるレベルの水が各戸にカバタを引き込みながら、下では田んぼを潤し、琵琶湖に注いでいる。途中、近所の産土神社に案内してもらう。そこにもカバタ(洗い場)が作られていた。
琵琶湖を眺めながら下っていく。国道(161)を渡ってすぐに田んぼはあった。
ここがイタル君たちが自然農で作っている田んぼである。Gomyo倶楽部と同じように、いまどき珍しくハザ掛けで天日干している。
午前中に登った谷間が確認できる。いちばん右側のおわん状の山が蓬莱山(1,173m)である。比良山系の最高峰は武奈ヶ岳(1214m)だが、これは奥に位置しているので琵琶湖側の風景的な事実上の最高峰はこの蓬莱山である。
もう1カ所、さらに鉄道の下流にある田んぼも見せてもらう。イタル君たちも手入れの人数が集まらなくてけっこう大変なようだ。自然農は手がかかるのである。
帰りは小女郎峠から薬師の滝をもつ沢から引いた水路添いを通る(水は無かった)。八屋戸周辺には比良山地からいくつかの沢が琵琶湖に流れているが、沢から離れた部分に集落ができており、上流部で分水して集落や田んぼに水を引き入れているようだ。
おそらく急峻のため沢が暴れることが多く(その証拠にどの沢も琵琶湖の河口には砂州が発達している)、水害を避けているのだろう。
女性4人衆が行く(笑)。左が今回の紙芝居の相方をつとめてくれるゆみ子さん。次いでリンダ嬢(いつも和服です)、ヒーラーのMさん(本業は自然派美容師さんです)、やっちゃん。
紙芝居はこんな感じでセッティング。近所の子がひとりで予約に来ていたそうなんだけど用事ができたとかで来れなくなって残念‼️ 結局身内だけの発表会という感じでしたが、ゆみこさんの読みと歌は完璧で、とちりも全くなく喝采のうちに無事終了しました。
途中で囲炉裏暖炉作りを手伝ってくれる薪ストーブ屋の池田さん(高島在住)が来てくれた。皆で夕食を頂きながら次回からの「囲炉裏暖炉作り」シリーズの作戦会議が続く。
集客、値段、トータルテーマ、次回の実際の流れ、などなど。このコロナ禍でどう組み立てていくか・・・喧々諤々またしても夜遅くまで。