日曜にクリといっしょに買ったカボチャ。ひさびさに天ぷらをやってみた。あとの2つはマイタケとピーマン。カボチャはうどん屋の天ぷらの並びで出ているように薄くは切らない。1㎝くらい厚みがあったほうが断然ウマイ。
きび入り五分づき米と白味噌の味噌汁で♬ てんぷら油は今回は米油じゃなくて菜種を使ってみた。美味しい・・・。これ一皿残らず全部食べちゃった!
しかしマイタケってなんでこんなに天ぷらに合うんだろう・・・。ダイコンおろしに醤油にスダチ。どうも、今年は香り高いスダチに出会わないな・・・。やはり徳島に行かないとダメかな。今年はまた柚子を買い付けに木頭村(現・那賀町)行きたいな。
夜は・・・そろそろコレを試そう。ゴールデンブロスによるスープを作るために欠かせないイエロースプリットピー。いま、この乾燥豆とホールのコリアンダーが、この2つが高松市内のどの自然食品店に行っても、三越の富澤商店にも、なぜか売っていない。頼みの綱はアマゾン。
さて、イエロースプリットピーにタマネギ、ニンニクを入れて水から煮ていく(蓋をしてごく弱火で30〜40分くらい)。炒めることはせずいきなり、そしてスパイスはターメリック。
40分後。これだけでも美味しそうだが・・・
バイタミックスでポタージュ状にする。これが「ゴールデンブロス」と呼ばれるベースになる(『ローレルの台所』(The New Laurel’s Kitchen by Laurel Robertsonによる )。
これは冷凍保存もできるというので便利。
やや水で薄めてジャガイモ、ニンジン、セロリをサイコロに切って入れ、煮上がったら塩で調味し、パセリを刻んで入れ一煮立ちしたら完成。
メインはパンチェッタとエリンギを入れたトマトパスタ。上からパルミジャーノとパセリ。
『ローレルの台所』ではこれに細いヌードルが入る。これだけでも十分美味しい。動物性スープの重さがなく清らかで透明・・・これは囲炉裏(薪火)で炊いたらもっと美味しいと思う。
思えば僕は山暮らしでずいぶん豆のスープを食べてきた(拙著『囲炉裏と薪火暮らしの本』102ページ参照)。スープは植物性だけでは、動物性のスープストックベースがないと味がまとまらない。が、唯一の例外は豆を使うことなのだ。
群馬の山では畑で採れた白インゲンが大活躍した。讃岐のこの地ではソラマメがいいのかもしれない。年末にはたくさん作付けして、ソラマメの乾豆をたくさん作り、バイタミックスを使い倒してソラマメ・ブロスのスープを探求してみたい。