今シーズン2回目の蜜蝋づくり。下屋で、ちびカマ君で薪火を焚く。
下屋は「片流れ」の屋根になっており、1カ所だけ小さな天窓をつけているのだが、そこは網戸がついていて開閉ロッドににより手回しで開閉ができる。夏の暑いときなどこれがいい熱気抜きになってくれ、煙抜きとしても役立つ。外から観察すると開口部から煙が抜けているのがわかる。
搾り取った後のニホンミツバチの巣。
溶かした後の容器を準備しておく。鍋から容器にいたるまで、すべて蜜蝋専用にしなければならない。
鉄筋と小網を組み合わせて、100均の鍋と鍋蓋、蒸し器を使って。
蒸し器の下に蒸気で溶けた蜜蝋が落ち、カスだけが残る。これを何行程か行う。
前回と同じくらいの量が取れそうだ。さらに油こし紙で精製するのだが、それはまた後日。
今回は蜜蝋キャンドルを作る予定で、型を準備中である♬
しばらく自著を紛失していたのだが(見学に来た人に売ってしまった)、先日出版社に送ってもらって久しぶりに囲炉裏の本を入手(笑)。
表紙の中央に描かれているのが鋳物カマド「ちびカマ君」である。この傑作カマドは曲線がなんともバランス良く美しく、それは機能的でもあるのだが、残念ながら鋳物ゆえリバイバルは難しいだろう。
近々、囲炉裏の周辺アイテム(自在カギやワタシ、火消し壺、火箸、灰ならし、ets.)をデザインして「タマリン・レーベル」グッズとして販売したいと考えているのだが、鋳物カマドもやりたいなぁ・・・。