ハチミツ瓶ラベル貼り、切干大根の煮物


瓶の容量は200mlと250ml、合わせて15本。Gomyo倶楽部のメンバー他に配布する用である。ラベルは初めて蜂箱で採蜜できたものを瓶詰めするときに、自分でデザインして作ったものだ。

2016年の秋のことだが、このラベルを貼っていたとき、yuiさんは病床で亡くなる直前だった。そして翌日バロンが来た。

yuiさんはすでにモルヒネで脳が麻痺し、もう言葉も交わせないほどになってしまっていたが、この蜂蜜を薄めてスダチを絞ったものを飲ませると、心から嬉しそうに目を輝かせて飲んでいたのが忘れられない。また、バロンを見せに行った時も目を見開いて大きな反応を示した。

あのときのニホンミツバチは箱2つ分をいちどに取ってしまったので蜜は大量に採れた。が、やはり2段取りは無理があり、一番下には蛹が入った巣房があり、結局その巣群は巣が弱体化し、秋のうちにスムシにやられてしまった。

明日はお客さんが来るので料理の仕込み。とはいえ僕がふだん食べているものを食べてもらおうと思っている。ぬか漬けの仕込みに切り干し大根の煮物。カボチャと豆乳のポタージュ。

煮物は干し椎茸と切り干し大根の戻し汁を出汁に、味付けはみりんも酒も使わず、醤油と塩だけ。しかしこれが、すこぶる旨い・・・。治療のためのヴィーガン食やっていたら新たな味覚に出会って(発見して)しまった。

切干大根の戻し汁がまだあるので、それにひよこ豆を浸けておき、明日早起きしてチャナマサラとターメリックライスを作る。


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