お遍路の残り15寺。遠方では愛媛と高知に数カ所残っている。松山のいつもの宿は予約が取れず高知方面に変更する。
夕暮れの讃岐の山が美しかった。高速道路を使うと高知はほんとうに近い。トンネルだらけなのが玉にきずだが。
さて、高知といえばここ。定宿に転がり込んでシャワーを浴び、アーケードを歩いて「ひろめ市場」にくり出す。しかし、いつもこの人だものな。この活気がたまらん。
いろんな店から好きなものを注文して(買ってきて)食べれるのがここの魅力の一つ。お酒の値段はどこも横並びなので、近くの店で注文するといい。
肴は地元産のものを織り交ぜながら、ちょっと寒かったので土佐鶴の熱燗でいく。やっぱり青さのりとイタドリは外せない。それに地イカ煮物におでん。
途中でやきめしと鯛汁。高知ではチャーハンではなく「やきめし」と呼ぶのが普通らしい。塩分きつめで生ビールに合う。
隣の女性グループが頼んでいたキュウリとニンニクの和えたのが美味しそうなのでどこで買えばいいのか教えてもらった。本当は長江苑という中華系の店のがイチオシらしいのだが今日は定休日なのだった。
ホッピーに切り替えて、こちらでは「ながれこ」と呼ぶトコブシの煮貝を。アワビの仲間だがやや小型で味は濃厚だ。
おっと、ここに来たらインド料理の「ゴータマ」にも挨拶しなければ。チーズナンをとって、〆は栗焼酎「ダバダ火振」のオンザロックで決まり。
しかし、高知の女性の飲みっぷりは見ていて気持ちいいね。みんなニンニクあんなに食べて明日の勤めはだいじょうぶなのかな? 同じ四国でもここは別の国だなw。