さて、夜は前々からお約束の会食。場所はライオン通りのPiccolo gigi(ピッコロ ヂヂ)。知るひとぞ知るイタ飯の名店である。間口の小さな狭い店で、ご主人と奥様の二人でされている。居候時代にyuiさんのご両親によく誘われて食べに行った思い出がある。
まずボトルワインで乾杯。そして、予約しておいたテナガエビのオーブン焼きが出る。これが香ばしくてすばらしく旨い。肉は少ないのだが上のパン粉が旨味を吸い取ってカリカリ、食べ終えた殻の匂いだけでもう一杯飲めてしまうというような(笑)。
ワインはボッラ ヴァルポリ チェッラ クラッシコ2018。
高松で一番美味しいと僕が思っているヂヂの野菜サラダ。野菜の切り方、盛りと種類のバランス、ドレッシングの味、いつ来ても唸ってしまう。キウイが使われているような独特のドレッシングが先にかけられており、特筆すべきはいつもアーティチョークが乗っていることである。このアーティチョーク(アザミの蕾)がまた美味しい。
皆がそれぞれアラカルトで頼んだのだが、僕はここに来るとメインはいつもこれ、ヤリイカとトマトのパスタ。
エビとトマトクリームパスタ、エビそのものも美味しいのだ。ピザはナポリ風の生地ではなく、昔の喫茶店で食べたようなヘリの膨らみがないタイプ。が、全体の味は本格的で生地もチーズも家庭では再現できそうにないレベル。
まだ食べ足りないというので、馬肉のカルパッチョをとってみた。
パルミジャーノレジャーノで塔をつくるという盛り付け、皿も美しいね♬
ピザをもう一枚。基本のマルゲリータ。これを冷えたビールで流し込むのも美味!
最後にドルチェと・・・
エスプレッソで〆。アラカルトなのに、皆で取り分けてフルコースを堪能したような充実感。
帰り道、茶寮(サリョウ)の肉まんをお土産にもらって帰還。翌朝あたため返して食べようと思っていたのだが、匂いに抗しきれず、夜食に食べてしまった。
今日は炭水化物祭りでヤバイです(笑)。