朝方、仕事依頼の電話が来て、急に関西方面に行くことになった。バッグにスケッチブックやノートパソコン、iPadなど電脳機器一揃いを詰め込んで急ぎ駅へ向かう。しかしPCが便利になったのはいいが、こんな風に呼び出されるような時代になるとは・・・。
コロナのせいか瀬戸大橋を渡るマリンライナーも新幹線もガラ空きだった。大阪から地下鉄と私鉄で奈良へ。関西の私鉄路線はぜんぜん知識がないので風景が珍しい。ただ、かつて旅行中に、知人の死を知らされたときに居た、そのときの前方後円墳の近くを通った。彼女の死がふいに思い出された。
峠を越えてヤマトに入ると和瓦の古民家が目立ち始める。いくつかの史跡を巡った記憶が蘇る。ホテルに缶詰になり、深夜まで仕事。翌朝も4時起きでスケッチブックにドローイングを描く。デジカメやハンドスキャナーでデーター化できるので仕事は楽勝なのだが、貧乏性の僕は旅費やホテル代など経費のことを心配するのだった。
前から約束していた予定があったので、午前中に仕事を片付け京都経由で帰る。近鉄の特急はシート前にコンセントがあり快適だった。食事する時間もないので弁当を買って車内喰い♬ が、食後に眠ってしまいあやうく岡山下車がヤバイことだった(過去に広島まで行ってしまった苦い経験ありww)。
怒り顔のドリーが迎えてくれたが、撫でる暇もなくすぐにバスで高松の街へ。