ミセラとバゲットとズワイガニ


デンマークのブルーチーズ「ミセラ」。青カビタイプのブルーチーズ。この手の癖の強いチーズは大好きなんだけど、近所のスーパーではほとんど置いていない。これは高松三越の地下でみつけた。味は旨い・・・香り、旨味、程よい塩味・・・以前イオンで買ったゴルゴンゾーラよりもはるかに魅力的な旨さ。

ミセラはデンマークの孤島「ボーンホルム島」で作られている。つい最近まで外国に輸出できなかったので、幻のチーズと言われたこともあるそうだ。三越のチーズコーナーでなぜかこのチーズに目が行った。すぐとなりにあるベーカリー「ジョアン」でバゲットを買い、それとともに食べるとまた美味!

YouTubeでニューヨークのカニ料理の動画を見ていたら、カニがやたらと食いたくなってしまい、ともあれ探してみるか・・・と夕刻買い物ついでに三越の地下に行ったら、なんと半額で北海道産のズワイガニが売られているではないか。すでに処理済みなのであとは家に帰ってパックから取り出すだけ。これを買い込んで氷処理して奥の売り場へ行ったらチーズに足が止まったというわけ。

今年の誕生日は贅沢食をしていなかったので、遅れてきたお祝いを兼ねてカニもいいだろう。ビールもハートランドで。それを備前焼のビアグラスで。

茹でたてではないのでもちろん鮮度落ち。だが冷凍物よりははるかに美味い。かにみそも十分食べれる範囲内。まあさすが三越というべきか。ちょっと感動したのは、この濃厚なズワイガニと、ミセラ、そしてバゲットが実に合うのである。お相手はもちろん白ワイン。昨日の日本酒も試してみたが、これらの食材にはぜんぜん合わない。濃厚すぎる日本酒は、カニにも合わないのだね。

カニ肉をほじり出すのには自家製の竹ベラが大活躍した。金属よりも竹のほうが見た目にも口当たりにもいい。

というわけで1匹まるまる一人で食べてしまったのでした。ワインはアルプスのミュゼドゥヴァン・善光寺龍眼。これも三越のワインコーナーで手にすることができる。安価なのに美味しくて魚介によくあう白。

それにしてもジョアンのフランスパンは止められぬ! そして、フランスパン買うならバタールでもパリジャンでもなく一番細長なバゲット! パリパリの皮を楽しむ、これ絶対。

あ〜あ、またイケナイ愉しみを覚えちゃったなww。


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