昼前、現場へ。小庇(ひさし)が付けられていた。アルミ製だが、すだれを下げられるフックも付いている。
西側の窓にも。全部に付けると意匠的にウルサいし予算の関係もあるので必要と思われる窓だけ。出は小さいが、けっこう便利かも。最近は庇どころか軒のない家すらあるわけだが、クーラーを使わない暮らしを目指すとき、多いに活躍してくれるのでは?
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さて、自然光の元でもういちど床板を見にいく。
今日は建具屋さんが寸法を計りにきていて、この床柱にビビっていた(笑)。これから床と反対側を垂直に平面出し(削り)をしければならないのだ。
板のどの部分を抽出して切り出し納めるかは、最終的には棟梁の裁量に任せている。あの素材において最良の回答だったのでは?
ヒノキの柱にスギ板が源平のきわをはさんで寸分の狂いもなく納まり、段違いで耳つき板が載る。伝統にはないイレギュラー床板の張り方だ。さてこれから塗り壁ができ畳が入ってどう見えてくるかな。
床板の余り。小テーブルとかミニ棚とかに使う予定。
電機屋さんも来ていて、2階天井にダウンライトの穴が開けられていた。
食堂天井のクロスもきれいに張り終わり。
丸太柱との境界もこのように。
壁のボードの穴はコンセントの配線穴。ボードと床の境界に赤みスギの幅木がつけられた。
ここも。階段の開口部。丸太柱との突きつけ部。2階は大壁(壁に柱を見せない仕様)なので、西洋の美学と日本の大工仕事との融合だ。
一階トイレの棚。これから穴を開けて、水栓と砥部焼の手洗鉢が納まる。
寝室階段側の開口部。ここはクローク収納になるが扉はつけないでコストダウン(布を垂らす予定)。
外ではブレーカーの設置工事が。
今日は暖かく、仕事もやりやすそう。北陸信越では大雪だというが、讃岐は仕事が進んでありがたいのである。